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【休館4日目】年に1度の「蔵書整理期間」がはじまりました

11月21日(水)、休館4日目です

昨日まで行っていた大片付けは、予定していたほとんどの作業が終わり、今日からは蔵書整理期間に入りました。

蔵書整理は毎月最終金曜日にも行っていますが、それは主に本の配列を整えて本来あるべき場所に戻したりする作業ですが、今回行うのは、棚卸しを兼ねた年に1回の大きなものです。

県立長野図書館規則」(昭和33年3月31日教育委員会規則第4号)では、「5月16日から5月31日まで」と決まっていますが、今年度は3階フロアのリノベーションによる工事休館が秋以降に予定されていたため、5月には行わず、休館に入った今日から行うことになりました。

 

毎年、「開架のすべての図書(一般・郷土・児童)」+「閉架の郷土資料すべて」+「その他の図書の1/3(3年で一巡して全ての図書を点検できるように)」が点検対象なのですが、今年はこの休館中に閉架書庫内の資料を大きく再編しなおす予定のため、開架の図書のみを点検します。

なので、今年の対象冊数は例年よりも少ない約12万冊です

さて、今年の開架図書の蔵書整理は、こんなことを行います。

1)POT(ポット)と呼ばれるハンディタイプのバーコードスキャナーで、1冊ずつバーコードを読み込む。

2)最下段の書棚を開けて、本が落ちていないかチェック&掃除

3)読み込んだデータとマスタデータを突き合わせて、紛失した資料はないか、本来あるべきではない場所に入っている資料はないか等を確認

4)3でチェックがついた資料を追跡調査

この他に、ラベルがはがれていたり壊れている本があれば手当てしたり、配架場所の移動なども行います。そうやって、12万冊の点検は3日間で終わらせる予定です!

これがPOT(ポット)。作業前に充電中。

 

作業中はみんな無口。バーコードを読み取る「ピッ ピッ ピッ ピッ…」という音だけが響きます。

ご存知でしたか?

当館のバーコードが本の背を手前にして右面に貼ってあるのは、右利きの人が点検しやすくするためなんですよ

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