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インターンシップ実習生K

酒蔵・ワイナリー見学に行ってきました!
インターンシップ実習生K

こんにちは! 産業労働部でインターンシップ中のKです。

今回は、須坂市にある楠わいなりーさんと篠ノ井にある西飯田酒造店さんで取材をさせて頂きましたのでその様子をお伝えしたいと思います。

 

【楠わいなりー】

楠わいなりーさんは2011年創業で今年で9シーズン目になります。創業者であり社長の楠茂幸さんは商社、航空機リースなどのサラリーマン時代を経てワイン業に専念。「会食などでは必ずワインを飲む。ワインを勉強していくうちにワインに惹かれていった」という楠さん。

大学時代に学んでいた工学の知識も生かせることからワイン作りは始まっていったと言います。

楠わいなりーさんの外観。芝生は綺麗に整備されていて季節になれば美しいラベンダーが出迎えてくれます。

 

取材させて頂いた中で『すべてやりたいものがワイン作りに集約していた』というお話がありました。田舎で育ったから田舎に戻ってきたい、今までに学んだ知識を生かしたいなどワイン作りをすることによってすべてが叶えられるというのはなかなかない事だと感じました。

ワイナリーの数は全国的に増えているといいます。海外ではワイン好きが集まるワイナリーツアーがあるのだとか。それが日本にもあれば地域活性につながるのではというお話でした。

 

初めて訪れたワイナリーさんですが、酒蔵とは違ったオシャレさを感じました。美味しいワインを作るには美味しいぶどうがなくてはならない…

ワイン作りにおける大変さなど、貴重なお話をお聞きすることができました。


【株式会社 西飯田酒造店】

続いては篠ノ井にある西飯田酒造店さんです。

西飯田酒造店さんは江戸末期に創業され現在の杜氏さんは9代目の方です。

杜氏の飯田一基さん

西飯田酒造店さんは代表銘柄「信濃光」が有名ですが、今回は製造する過程の部屋を見させて頂きました。

日本酒作りは冬に多く行われますが、夏だと菌が多く美味しい日本酒が作れないとお話がありました。冬に年間の製造分を作ってしまうということでしたが製造時期は計り知れない大変さがあるのだろうと感じました。

 

また、今回の取材時にはワイン作りをやられている最中でした。最近では日本酒のほかにワイン・シードルの製造にも力を入れているということでした。

 

現在、若い世代の方の日本酒を飲む機会が減ってきているといいます。サワーなどの比較的甘いものの方が好まれる傾向があり、なかなか日本酒を飲む機会が少ないと感じます。

「どうしたら若い世代の方々にも飲んでもらえるのか?」 このことに対して杜氏の方々はパッケージをオシャレにしたり、地元の大学生の意見を取り入れたりと若い世代にウケる日本酒を作っていらっしゃる姿がありました。また、甘めの日本酒を作るなど味のバリエーションも豊富に作られていると感じました。

 

ビール、ハイボールももちろん美味しいですが、日本酒は酒蔵一軒一軒に違いがあり、ほかのお酒と比べて奥が深いものであると感じます。

若い世代のみなさん。ぜひ、自分に合う「最高の一杯」を探してみませんか?

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