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ブナの原生林が美しい「なべくら高原」の逸品「スノーキャロットジュース」

こんにちは。営業局のはむです。

長野県の素敵なヒト・コト・モノに触れる機会も多い営業局。今後不定期でそんな素敵なヒト・コト・モノ達との出会いを記事でご紹介していければと思います。どうぞよろしくお願いします。

今回は飯山市のなべくら高原と逸品「スノーキャロット」についてご紹介。

多い年には6mもの雪が積もる日本有数の豪雪地帯のなべくら高原。5月に入ると雪解けを迎え、美しいブナの新緑が一面に広がります。

新緑が美しいゴールデンウィークのなべくら高原。まだ雪が残っているところもちらほら。ブナの木が水を一生懸命吸い上げることから根元部分が丸く穴開くとのこと。この様を「ブナの根開き」というそうです。

 

そんな、なべくら高原の自然体験型宿泊施設「なべくら高原・森の家」さんでは様々なアクティビティを提供されており、私もゴールデンウィークに「朝のリラックストレッキング&ヨガ」というイベントに参加してきました。

 

なべくら高原の自然の中でトレッキングを楽しんだ後、少し開けたブナ林の中で1時間程度の計2時間のヨガを楽しむプログラムで、すがすがしい新緑とゆったりとしたヨガの動きで身も心もリフレッシュ。

 

新緑ヨガの準備の様子。私が参加した会は計6名の参加者がソーシャルディスタンスを保ちながら各々新緑とヨガを楽しみました。

 

なべくら高原の自然の中でのアクティビティの後に楽しみたい、おすすめの逸品が「スノーキャロットジュース」です。

ニンジンのみで作られているとは思えないほど甘く濃厚な味わいが、ヨガでリフレッシュした体に染み渡りました。

 

スノーキャロットとは

7月の種まきから4月末に収穫を迎えるまで、通常の2倍以上の期間をかけてじっくり栽培されるニンジン。ほぼ半分の期間を野菜が凍るか凍らないかの絶妙な温度が保たれている雪の下で栽培されることで、ニンジン本来の甘みが凝縮されるとのこと。

雪に閉ざされた冷たい土の中から掘り出されると、地上との温度差から傷みも早いのだとか。そのため、生で食べられる期間は収穫時期の4月末から5月半ばまでと短いながらもそのおいしさから人気が高く「もっと長い期間スノーキャロットを食べたい」との要望も生産者様のもとに多く届いていたそうです。

「収穫時期以外でも、長い期間スノーキャロットの味わいを楽しむことができるような商品が開発できないか」想いから誕生したのがこの「スノーキャロットジュース」なんです!

 

「なべくら高原・森の家」のカフェ「Mori Cafe」での注文や物産コーナーで購入できるほか、近隣の道の駅やスーパーでも販売されていますので、お近くにお寄りの際にはぜひお試しください!

 

スノーキャロットは「なべくら高原・森の家」さんからもほど近いところに農園を構える、ファーム鍋倉さんが栽培しており、今年の1月にスノーキャロット誕生のきっかけなどをお伺いするため、ファーム鍋倉の江口 宗晴さんを訪ねました。

 

1月にお伺いした際、畑は2m以上もの雪に閉ざされていました。そんな大量の雪を事前にショベルカーで掘り進め、雪の下のニンジンの様子を見せてくれた江口さん。

人間の背丈以上もある雪の壁!通常は4月下旬に掘り起こすスノーキャロットを撮影のために数本掘り起こしてくださった江口さん。取材当日は寒かったですが、江口さんの優しさに心が温かくなりました。

「農業だけでなく、この地で雪と共にどう生きていくかが課題。黙っていても降るんだから、上手く利用しないとね」とのお言葉がとても印象的でした。

江口さんへのインタビューの様子を「しあわせ信州YouTubeチャネル」でご紹介しているほか、銀座NAGANO月刊広報誌「つなぐ」に掲載しておりますので、よろしければご覧ください!

つなぐvol.74「白銀の豪雪地へ 雪中で熟成される至極の味」はこちら

 

四季折々、さまざまな表情が楽しめる「なべくら高原」の逸品「スノーキャロット」、みなさんもぜひお試しください!

 

なべくら高原・森の家
〒389-2601 ⻑野県飯⼭市照岡1571-15
TEL:0269-69-2888
URL:https://nabekura.net/

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