2015.01.26 [ CIR活動 ]
長野商業高校でハヌカーを紹介しました(マヤ)
「ハヌカー」を聞いたことはありますか?ハヌカーは、ユダヤ教の冬の祭りです。12月22日の月曜日に私は長野商業高校へ行って、1年生と3年生のクラスにハヌカーを紹介しました。
ハヌカーは「光の祭り」とも呼ばれて、その背景には、ある伝説があります。
昔、イスラエルで戦争が起こり、途中で神殿が荒らされました。
戦争が終わり、神殿を清めるには燭台に火を付ける必要がありました。
しかし神殿には、1日分の油しかなかったです。
それでも火を付けてみると、1日分の油が、8日間も燃え続けるという奇跡が起こりました。
そのような奇跡が起こったため、ハヌカーは8日間祝います。どんなお祝いをするかと言いますと、油っぽい物(ラトケスというジャガイモのパンケーキやジャムが入ったドーナッツ)を食べて、メノーラーという9つの枝にわかれた燭台を使って蝋燭に火をつけます。1晩目には2本、2晩目には3本のように火を灯し、8晩目には全部の蝋燭に火をつけます。
もう一つ、ハヌカーには、「ドレイデル」という、ヘブライ語の字が書いてある特別な駒を使ったゲームをやります。今回のクラスではドレイデルを紹介して、生徒達を4~5人のグループに分けて一緒に遊びました。各グループで勝った人にはハヌカーの物が書いてあるシールを渡しました。
今の時期はクリスマスの物が多いでそれも楽しいですが、自分の身近にある文化も紹介することが出来て嬉しかったです。
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