国際交流員って何をやってるの?

長野県国際交流員(CIR)の3人(出身国:米国・中国・韓国)が県内でどのような活動をしているか紹介します。

帰国前の挨拶(シュウちゃん)

長野県の皆さんへ

こんにちは。国際交流員の周夢暁です。

「光陰矢の如し」
長野での暮らしもあとわずかになりました。3月いっぱいで、私は国際交流員としての仕事が終わり、中国に帰ります。

この2年の間、私はいろいろなことを経験しました。
学校訪問や異文化講座、イベントの時には、中国のことを皆さんに伝えると同時に、私も日本の文化を知ることができました。
同じアジアの国ということもあり、文化の面で共通部分はたくさんありますが、異なるところも少なくないです。
例えば、日本の学校の給食、夏の花火大会、外国人にとっては恐ろしいほど細かいゴミの分別...

そして、長野県の皆さんにたくさん中国のことを正しく教えるために、私自身も一生懸命がんばって資料などを調べました。そのお陰で今まで知らなかった母国のことについていっぱい勉強しました。

一番嬉しかったのは皆さんから感想文や感謝の手紙をもらったときだと思います。
特に小学生たちの天真爛漫な言葉を見ると、いつも心から暖かい気持ちを感じました。

もちろん、すべての仕事をここで一気にまとめるのはとても難しいですが、CIRの仕事の収穫は、知らず知らずのうちに、これからの生活にも影響を与えるような経験だと思います。

長野に来る以前は、日本に対する印象は桜と富士山しかなく、日本アルプスのような存在を知りませんでした。
特に私のような平地出身の人にとっては、初めて長野県の雪山を見たとき、その感動はどんな言葉でもはっきり説明をすることができませんでした。
それだけでなく、春の高遠城、夏の上高地、秋の栂池高原、冬の白馬、そして地獄谷の猿と松本城、善光寺のような日本の国宝、長野県はまるで日本の縮図みたいで、国に帰っても、長野県の素晴らしい景色と地元の文化を周りの友達にも紹介したいと思います。

2年という時間は頭で考えると長いかもしれませんが、実はとても短いです。やりたいことはまだまだたくさんありますが、できなかったことはちょっと残念です。でも、残念なことがあるからこそ、また今度日本へ来る原動力と理由になるでしょう!

最後に、今までずっとお世話になった方々に心より感謝いたします。
2年間、本当にありがとうございました!また、中国で会いましょう!

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