NiKKi Fron 株式会社

当社は半導体製造分野、自動車分野などにフッ素樹脂や繊維強化樹脂といった最先端の素材と加工部品を提供するメーカーです。様々なサイズや形状の金型を使い充填する原料の量をなるべく少なくする事で、省資源化ひいてはプラスチックごみの削減に繋げています。耐久性の高い製品を生産し、頻繁に部品交換する必要が無くなる事で、プラスチックごみを減らす環境配慮に貢献しています(マテリアルライフの最長化)。従来に比べ切削くずがほとんど出ない製造方法の普及拡大を進めています(フッ素樹脂の射出成形)。主力で使用している熱溶融しないフッ素樹脂(PTFE)の、マテリアルリサイクル技術開発に取り組み、特許取得済み。当社からの汎用プラスチックごみについて可能な限りサーマルリサイクルしています。また、日常生活でも従業員に「マイボトル・マイカップ運動」をよびかけ、プラスチックごみ削減の意識を高めています。

取り組みの内容

• プラスチックごみ削減
  • 代替品の使用 その他（製品出荷の際、植物由来の梱包材を多く使用するよう取り組んでいます。）
  • リユース他プラ減量 その他（仕入れた原料に使用されている梱包材のポリ袋を、社内で可能な限り再利用しています。）
  • その他 フッ素樹脂製品を製造する際に出る切削くずは、リサイクル業者の製品の原材料として使用され、フッ素樹脂の特性(耐熱性、耐候性、耐薬品性、滑りやすさ、非粘着性など)を活かした再利用が行われています。
• 上流県における海洋プラスチック対策

  所属している工業団地や、社内親睦組織で所在地付近の清掃活動を行い、周辺地域の美化、プラスチックごみの河川・海洋流出防止、リサイクル促進に微力ながら貢献しています。

• その他

  2019年に長野県SDGs推進企業登録制度 第1期企業としてエントリーしています。また、環境省【令和３年度中小企業の中長期の削減目標に向けた取組可能な対策行動の可視化モデル事業】に採択されており、2018年度対比で2021年度に21％のCO2排出量削減を達成しました。