長野県は、地域の活性化や県民サービス向上を目指して、企業（団体）の皆さまとさまざまな分野について協力体制を構築するため、47の企業や団体と包括連携協定を結んでいます（令和7年6月時点）。

令和7年2月には、東急株式会社（以下、「東急」）と包括連携協定を結び、次の6つの項目を中心に連携を進めています。

1. 県の魅力発信及び交流の促進に関すること
2. 公共交通の活性化に関すること
3. 県産品の販路拡大及び消費拡大に関すること
4. 県内におけるまちづくりに関すること
5. 地域に貢献できる人材育成に関すること
6. その他、本協定の目的を達成するために必要な事項に関すること

↑令和7年２月18日の包括連携協定締結式の様子。

連携を充実させるためにはまず、それぞれの組織で「包括連携協定を結んでいる」という認識を広めることが重要です。東急の方から、「社員に向けた包括連携協定を周知したい」との提案があり、6月11日に東京・渋谷にある東急本社で、関連会社を含む社員の方に向けて県の魅力をPRするイベントを実施しました！

イベントでは、東急グループのながの東急百貨店が県内の産品を販売し、長野県からは上田・上伊那の両地域振興局が地域のPRブースを設けたほか、営業局、長野県東京事務所、銀座NAGANOもPR活動を行いました。

↑ながの東急百貨店の販売コーナー。県民にはお馴染みの品々が並びます。

↑上田地域振興局は、上田地域の特産品の試飲、上田紬の缶バッチ製作を行いました。

↑上伊那地域振興局は、上伊那特産のお米の販売、アルストロメリアの花束プレゼントを行いました。

↑営業局は、飯綱町の9種類のリンゴジュースの試飲を行いました。

↑長野県東京事務所は、木曽ヒノキの木の箸制作体験を行いました。

↑銀座NAGANOの誘導で、長野県PRキャラクター「アルクマ」も登場。隣に写っているのはなんと東急の堀江社長！手を取り合っていただきありがとうございました。

↑長野県ゆかりのお菓子の詰め合わせをながの東急百貨店が提供してくださいました。県からは企業局の「川中島の水」やポストカードを提供しました。

↑長野県の伝統的工芸品の展示。喬木村の阿島傘のランプシェード（写真右）も登場。

更に、東急の実質的な創始者である五島慶太氏（1882～1959年）の出身地である青木村と、アウトドアサウナを通じて、よりたくさんの方に自然が豊かな長野県に関心を持っていただきたいと考え、「信州サウナ同盟」の方にも協力していただきました。

↑青木村のブースでは、村の特産品のほか、4月に発売になった五島慶太氏の伝記「慶太伝」も販売しました。

↑信州サウナ同盟のブースでは、実際にテントサウナの中に入ることもでき、オリジナルTシャツなどのグッズ販売がありました。

↑最後に、広報・共創推進課の職員が、ハンドオカリナの生演奏で県歌「信濃の国」などを演奏。

当日は、280名ほどの社員の方に来場いただき、大変盛り上がりました。東急の皆様、今回は包括連携の更なる連携機会を作っていただき、誠にありがとうございました。

今後、東急との連携がますます盛んに行われるよう、我々広報・共創推進課も橋渡し役を頑張りたいと思います！