2025.10.16 [ その他 ]
【蔵書整理2025】蔵書整理が始まりました!
県立長野図書館は令和7年10月14日(火曜日)から令和7年10月31日(金曜日)まで、蔵書整理のため休館しています。
普段は多くの利用者でにぎわう館内も、今はちょっと特別な“舞台裏モード”。
静かな棚の間を職員が歩きながら、一冊一冊に丁寧に向き合っています。
当館には、なんと約78万冊の資料があります。
これだけの資料があると、ときには違う場所に並んでいたり、付録だけ別の棚に残っていたりすることも。
そんな“小さなズレ”を見逃さないように、整えていきます。
■配列点検
蔵書整理の中でも「配列点検」は、まるで書架の宝探しのような作業。
請求記号順に正しく並んでいるかを一冊ずつ確認していくと、「こんなところに!」という“迷子本”に出会ったりもします。
配列点検が終わると、次は「資料バーコードの読み取り」が始まります。
順序よく進めることで、作業がずっとスムーズになります。
■資料バーコードの読み取り
静かな館内に響く“ピッ、ピッ”という音。
実はこれが、蔵書整理の心臓部ともいえる作業です。
一冊ずつ、資料のバーコードをハンディターミナルという専用の機器で読み取り、所蔵データと照合していきます。
まるで図書館全体の“健康診断”をしているような感覚です。
■未来のための整理整頓
蔵書整理では、資料を守るためのスペースづくりも行います。
書架を組み替えたり、本を移動させたりして、これからの保存環境を整えることも大事な仕事です。
静かな館内でコツコツと作業を進めながら、私たちは図書館の“未来の棚”を育てています。
「そもそも蔵書整理休館ってなに?」「どんなことをしているの?」と気になる方もいらっしゃると思います。
以下のページに概要をまとめていますので、どうぞご覧ください。
「蔵書整理」について
【問い合わせ先】資料情報課 026-228-4921
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
県立長野図書館 総務企画課
TEL:026-228-4939
FAX:026-291-6252