６月１９日（木）、令和７年度長野県公共図書館初任職員研修会（座学）が県立長野図書館で開催されました。
コロナ禍以降は動画視聴型での実施が続いていましたが、今回は久しぶりに参加者が一堂に会する現地参集型の研修会となりました。

会場の会議室には県内各地の図書館から30人以上の新任職員が集まり、午前の部がスタート。
館長からのあいさつの後に、プログラムに沿って講義が進められていきます。

公共図書館の基本的な役割や著作権、資料の選択・収集、レファレンスサービスやデジタル情報資源の紹介など、特に、現場での考え方が身につく内容が語られました。

昼食休憩を挟み、午後の意見交換は会場を移動して信州・学び創造ラボにお集まりいただきました。
まずは県立長野図書館のコンセプトなどをご紹介し、グループごとに自己紹介を行いました。
その後、「想像会議」と題して、皆さんが想像する、よりよいこれからの図書館像やイベント、勤務館でやってみたいことを語り合い、それぞれの図書館での取り組みなども共有し合いました。
皆さんが和やかに、楽しそうにこれからの図書館のことをお話されている姿が印象的でした。

最後の館内見学では、県立長野図書館の各フロアやバックヤード、書庫など、普段はなかなか見ることのできない場所までご案内しました。県立長野図書館のことを知っていただくとともに、自館の取り組みへのヒントになるようなものを見つけていただけていたら嬉しいです。