《モノコトベース》宝箱を作ろう

《鍵を作る》

続いて鍵です。そもそも鍵の仕組みをよく知らなかったので、調べてみます。
蓋からロック用のパーツをのばして箱と繋ぎ、ダイヤルを回したときに、正解ならひっかからずに持ち上がり、不正解ならひっかかって持ち上がらないようにロックするようになればいいようです。
ダイヤルは丸いイメージがありますが、違う形でも問題なさそうなので、上になる文字が分かりやすい五角形にしました。
文字はレーザーカッターの刻印機能を使って、合言葉とダミーの文字を彫ることにします。
合言葉は5文字なので、横に5個並ぶサイズで作ります。

多分これで作れるはず……。ちゃんと鍵が掛けられるかドキドキします。

【レーザーカッターでカットする】

設計図ができたら、それを元にカット用データを作ります。
できるだけ無駄な部分が出ないように、パーツを敷き詰めていきます。
30cm×30cmの板3枚で作れそうです。
レーザーカッターでカットすると焦げ目がつくことがありますが、それはそれで味があってよさそうなので、パワー90、スピード10の、パワー強めの設定でカットしました。

【組立て】

カットができたら、いよいよ組立て作業です。木工用ボンドで糊付けしながら組立てます。
鍵パーツは、正解の文字で開くように、向きに気をつけて接着します。
組立てたら、蓋がちゃんと開くか、鍵がちゃんとかかるかをチェックします。


ちゃんと動きました!よかった~!

【反省点】

何回か開け閉めしていたところ、少し蓋がずれると、うまく鍵がかからなくなってしまうことが分かりました。
鍵部分をぎりぎりの大きさで作ってしまいましたが、ロック用パーツを2重にするなどして、余裕をもった作りにすると、もっとよかったかもしれません。

空の状態では大丈夫ですが、中身を入れると鍵の部分にあたって、動きに支障がでることも判明。
フェルトを中に敷くと、豪華になるしカバーできるよ!とアドバイスをいただき、フェルトで内箱を作って入れました。
確かに、鍵付き箱の鍵機構って覆われている印象があるな、必要だったんだな、と気づきました。

1 2 3 4

このブログのトップへ

このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら

県立長野図書館 総務企画課
TEL:026-228-4939
FAX:026-291-6252