2025.05.25 [ モノコトベース ]
《モノコトベース》宝箱を作ろう
2025年5月4日に「わかさとクエスト~近場で見つける遊びと文化の宝探し~」が若里公園一帯で開催されました。
イベントの様子は、当館ブログの「大盛況!わかさとクエスト(2025年5月4日)の様子をお届けします!」前後編をご覧ください。
開催企画のひとつ「謎解きゲーム:不思議な宝箱を開けろ!」は、各エリアにある謎を解いて、宝箱を開けるための合言葉を探すゲームです。この宝箱が設置されるゴールが県立長野図書館の「モノコトベース」でした。
モノコトベースは、学びの成果をアウトプットしてアイデアを形にするためのさまざまな道具が設置してある、モノづくりのためのスペースです。
モノづくりスペースがゴールなんだから、宝箱もここで制作したいよね……ということで、モノコトベースにある材料を使って、宝箱作りにチャレンジしてみました。
【材料と道具】
使う機械は、モノコトベースにある機械「レーザーカッター」です。
レーザー光を素材に照射し、切断したり、刻印を彫ったりすることができるマシンです。
これで素材をカットし、組立てれば箱が作れそうです。
カットする素材は、粉砕した木材を板状にした木質ボード(MDF)です。
木目がないため、普通の板よりも簡単できれいに切断できます。厚さは4mmです。
【目標】
まず、どんな箱を作るか、やってみたいことを考えてみます。
- 宝箱っぽく、上が半円形になった箱にしたい。
- 鍵がかかるようにしたい。
- 合言葉を集めるゲームなので、合言葉で開くようにしたい。
- 合言葉が取り替えられるようにすれば、他のイベントでも使えるかも。
- カッコいい箱にしたい。
- 刻印機能を使えば、木目風の模様がつけられそう。
- ラインストーンのシールを貼ってキラキラさせる?
- 蓋が開きすぎて倒れないように、ストッパーをつけたい。
- 釘や蝶番を別に用意しなくてもいいように、できるだけレーザーカッターとMDFだけで作りたい。
はじめての箱作りで全部叶えるのは大変なので、この中から今回やりたいことを絞ります。
今回は、
- 宝箱っぽく、上が半円形になった箱にする。
- 合言葉で鍵がかかるようにする。
- できるだけレーザーカッターとMDFだけで作る。
の3点に目標を絞りました。残りは、今回の箱がうまくいったらチャレンジしてみたいと思います。
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