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本を介した人と人との出逢い(FMぜんこうじ「図書ナビ」第24回)

岩手県山田町立大沢小学校は震災で避難所になりますが、子ども達は学校新聞「海よ光れ!」の発行や津波の教訓を伝える劇を続けます。2019年、学校は閉校になりましたが、先生や立派に成長した当時の子どもたちが「震災を知らない子たちに伝えたい」と取材に応じてくれて、この本ができたそうです。

どの本も、実体験に基づきながらとても分かりやすく描かれていて、「これからに活かしてほしい」という切実なメッセージが伝わってきます。知り続けること、伝え続けることにきっと意味があると信じたいと思います。

中川さん:絵や写真など、目に訴えて来る本も多いですね。「自分ごととして、自分を守る意識」というのが印象的でした。

信州ではひな人形はいつ飾る?遊び心を大切に

中川さん:最後にリスナーの皆さまへご案内やメッセージをお願いします。

図書館2階に飾られたひな人形

図書館2階に飾られたひな人形

森:図書館には今、ひな人形が飾られています。「3月3日までに片付けないと行き遅れる?」みたいな話があって、なんだか慌しい気持になりますが、信州では旧暦に合わせて4月3日がひな祭りだと聞きました。中川さんは、ひな祭りはいつという感覚ですか?

中川さん:うちは3月3日で、母から「早く片付けるよ!」と言われたりしていましたが(笑)、4月3日という話もよく聞きますね。

森:信州の3月は桃の節句というにはまだ寒いから、という説もあるようですね?
図書館の2階と3階に1つずつ、立派なひな人形が飾ってあって、ひな祭りの由来など、関連の本も置いてあります。

そういった遊び心も大切にしながら、「広い意味での読書環境」を、皆さまと一緒に作りあげていきたいと思っています。ぜひ、ぶらりとお立ち寄りください。お待ちしています!

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