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「りんごの棚」からはじまる ~読書バリアフリーな世界を知る~

りんごの棚のロゴマーク

県立長野図書館をいつもご利用いただきありがとうございます。
さて、2階一般図書室にある「りんごの棚」コーナーをご存知ですか?

りんごの棚は、英国の活動を参考に、1993年にスウェーデンの図書館員が国内の図書館に普及していったもので、さまざまな利用しやすい形式の資料を一つの場所に集めることで、自分に適した資料に出会える手助けをするものです。
日本では2013年に初めてりんごの棚が埼玉県の図書館にできました。

2019年6月に読書バリアフリー法が日本で成立しましたが、りんごの棚はそれよりずっと前に生まれていました。※読書バリアフリー法誰もが読書をできる社会を目指して~読書のカタチを選べる「読書バリアフリー法」~(啓発用リーフレット):文部科学省

~だれもが読書を楽しめる世界へ~
すべての人に
読書の楽しみを

皆さんは「本を読む」と聞いた時、どんな様子を想像しますか?
目で文字を追って、手で紙をめくり、ひとりで本を読む・・・

でも「本を読む」ってそれだけでしょうか?
世の中には皆さんの想像とちがった読み方で本を楽しんでいる方たちがいます。
読み方はひとつではなく、読みやすさ・わかりやすさは一人ひとりちがいます。
それは特別なことではなくて、読み方がちがうだけ

   

 

読むことに難しさを感じている人が使えるよう、聴く・触る・機器を使うなど工夫された本や資料を「バリアフリー図書」と呼んでいます。
これらのバリアフリー図書を当館でも「りんごの棚」で紹介しています。
また、りんごの棚の資料で、文字の見えかたや、読みにくさを理解することにもつながります。

「バリアフリー図書(だれにも使いやすい本)」にはどんなものがあるのかな?
        📖当館が提供しているバリアフリー図書をご紹介します📖

大活字本
目の見えにくい方、視力が低下した方にも読みやすいように、大きな文字で書かれています。
(利用者さんの感想)高齢になって小さな文字は読みにくいが、大活字本はストレスなくすいすい読めて嬉しい。

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