2024.05.23 [ 信州・学び創造ラボ山好き館長の信州便り ]
長野県民は だれでも いつでも どこからでも♪
みなさま、こんにちは。県立長野図書館の森です。突然ですが、電子書籍って、読んだことありますか?
純文学からラノベ、児童書や絵本まで、さまざまなジャンルの読み物、歴史もの、コンピュータやビジネス書、山登りやキャンプ、園芸やお料理、日曜大工などの実用書、人間関係のお悩みまで、さまざまな本があります。学校の「調べ学習」で、クラスのみんなが一斉に使える「同時アクセスモデル」の本もあります。文字が拡大縮小できたり、音声読み上げの機能が付いていたりして、とても便利です。いわば、ご自分のスマホやタブレット、パソコンが、図書館の機能を持つようなものなんです。
長野県民の方は、だれでも いつでも どこからでも読める、市町村と県による協働電子図書館「デジとしょ信州」が始まって、もうすぐ丸2年になります。
県内の総ての自治体(77市町村+県)が参加している「デジとしょ信州」は、実は全国的にも珍しいのです。たいへん有難いことに、全国知事会「先進政策バンク」の「令和5年度 先進政策大賞」および「デジタル・ソリューション・アワード」に選定されたり、第11回プラチナ大賞で優秀賞(地域パートナーシップ賞)を受賞したりしているんですよ。『電子図書館・電子書籍サービス調査報告2023 -誰もが利用できる読書環境をめざして-』という報告書でも、とりあげていただきました。そのご縁で、電子出版や電子流通の業界団体である「電子出版制作・流通協議会(電流協)」のセミナー(2024年電流協電子図書館セミナー・第1回)で、事例報告をしていただくことになりました!
セミナー当日は、残念ながら現地に行けません。そこで、報告書のインタビューをしてくださった、二松学舎大学の磯部 ゆき江氏が、「デジとしょ信州」について、ご紹介して下さいます。関係者からのプレゼンテーションは、PowerPointのスライドショーに、ナレーションを吹き込んで、当日投影していただく予定です。
「デジとしょ信州」のご紹介動画・メイキング
「デジとしょ信州」は、県内の総ての自治体が運営委員会に参画し、部会や課題解決チームにも、さまざまな市町村から主体的に関わってくださっています。
今回の紹介動画は3章仕立て。坂城町立図書館の鈴木館長さんと、松川村図書館の棟田館長さんが、ナレーション吹き込みのため、県立長野図書館へ駆けつけてくださいました。
- はじまり・・・副委員長(坂城町立図書館 館長) 鈴木 康之
- 仕組と利用動向・・・選書部会長(松川村図書館 館長) 棟田 聖子
- 現在とこれから ・・・委員長(県立長野図書館 館長) 森 いづみ
3人のリレーで、持ち時間は15分。再生してみたら、なんと14分45秒に収まりました。すごいチームワークです。いつもながら、皆さまに感謝なのです。お忙しい中、ありがとうございました!
当館のスタッフも、この機会にスキルを伝授してもらおうと、真剣に取り組みました。 セミナーが終わったら、動画も公開させていただけると良いなと思っています。
発表資料タイトル画像
「デジとしょ信州」は、総ての長野県民の方々のためのサービスです。気になったらぜひ、どんな本があるのか、チェックしてみてくださいね。
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