2023.06.13 [ 山好き館長の信州便り ]
山尽くし!(FMぜんこうじ「図書ナビ」第3回)
みなさま、こんにちは。県立長野図書館の森です。FMぜんこうじの「ひるどきもんぷらワイド」、 2023年6月13日(火)に放送された、「図書ナビ」コーナー、第3回目の内容をご報告します。
中川睦美さんのトークは、「スイカ」の話題から入りましたよ。スイカといえば「波田のスイカ」が有名ですよね。5月の寒暖差のおかげで、今年も甘味が強く、美味しいスイカができたそうです。梅雨に入って、ちょっと蒸し暑い日々が続くので、瑞々しいスイカが食べたくなっちゃいました!
「図書ナビ」オープニングトーク
中川さん:前回、図書館はGW中は普段通りお仕事だったということでしたが、そのあと山に行かれるというお話でしたよね?
森:はい、行ってきました!信州って、すごくたくさん素敵な山がありますよね。実は、身近な方に聞いてみると、意外と「山は見るもの」「学校の行事で登らされてから、苦手になった」っていう声をよく聞きます。中川さんはいかがですか?
中川さん:すごーく、わかります!(笑)
森:もしかしたら、身近にあるとわざわざ登ろうと思わないかもしれませんね。私のように他県から来た人間が、かえって憧れるのかもしれません。
コロナがあったりして、3年半ぶりの登山だったので、初心者でも楽しめる北八ヶ岳の山々を訪ねてきました。山小屋で一泊する山行で、装備は何が必要だったっけ?と思い出すところから始まりました。山は意外と寒いから、初夏でもダウンジャケットが必須だったり、お風呂には基本的に入れないので、そのつもりで準備したり。
1日目は北八ヶ岳ロープウェイを降りて、北横岳にまず登りました。5月半ばは、まだ北側の斜面に雪が残っていましたよ。頂上からは、赤岳を中心とする南八ヶ岳の山々がとてもきれいに見えました。
中川さん:山の上って、やっぱり眺めが良いんですね。
森:はい。空気が澄んでいて、山々が見えて、この眺めの良さは、山に登る醍醐味のひとつです。
その日は、「縞枯山荘」という山小屋に泊まりました。1967年築の「縞枯山荘」は、古びているものの、丁寧に大切に使い込まれて来た、とても風情のある山小屋です。先代の山小屋の御主人が書いた『山に生きる:縞枯山荘おやじの70年』という本を買って、外のテラスで読みながらゆっくり過ごしました。
晩ごはんがとても美味しく、特にコシアブラのお浸しが絶品でした!個室でゆったりと泊まれたのも嬉しかったです。電力は、風力と太陽光発電。夜8時には消灯となりました。
中川さん:夜8時!眠れましたか?
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