2018.11.27 [ 信州・学び創造ラボ ]
【休館7日目】県立長野図書館これから会議 ①整理室フロー編
11月27日(火)、休館7日目です。
「3F工事前の大片付け」や「蔵書整理」など、職員一丸となって行う大規模作業がひと段落し、いくつかのセクションに分かれた作業へと移ってきました。
開館中にはなかなかできなかったことのひとつが「今後の県立図書館運営について考え、話し合うこと」です。相談や報告を中心とした職員会議に加えて、司書職員で討議する時間を定期的に持つことにしました
県立図書館のこれからについて考える会議、通称「これから会議(仮)」です。
さてさて、今日の「これから会議」メインテーマは、日常的に図書の受け入れ作業をする整理室でのフロー(作業手順)見直しです。
3Fフロアの片付けにともない、不要になった書架を運び入れることになった整理室。大掛かりなレイアウト変更をしたものの、はたして本当に動きやすい配置になっているでしょうか?
図面をもとに意見を出し合い、業務の流れや本の動きに合わせて少しずつレイアウトを変えていきます。無駄を省いて効率的な流れができるように修正をかけていくことは、自然と職員同士の動きやつながりを意識することになります。
一番の目的は「いま、ここにある本がどんな状態なのか」「誰がどんな仕事を抱えているのか」を、誰にでも見えるようにすること。困ったときや急ぎのときに助け合える環境をつくるのって、とっても大切ですよね!
整理室のレイアウトを考えるための話し合いは、いつしか新人職員の支援育成プログラムにまで発展し、時間を忘れて白熱した議論が続きました。担当業務も専門分野も違う職員同士が、「自分の仕事」ではなく「自分たちの仕事」として共有し、振り返り、見える化し、見直すことで、県立長野図書館としてひとつのビジョンを描くことができます。ここで飛び出した新しい発想やアイデアを形にするまで、もうしばらくお待ちくださいませ~
閉館中の週間スケジュールを設計し、フォーメーションを組むための準備を整えたところで、本日の「これから会議」は終了です。
県立図書館としてのこれからを考えるのは、県内の市町村立図書館や学校図書館をはじめ、たくさんの連携先と一緒に歩く未来を考えることにもつながります。県立長野図書館の「これから地図」を、みなさまにも一緒に描いてもらえると嬉しいです
「これから会議」は今後も回を重ねていきます。またご報告しますね!
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