2018.11.26 [ 信州・学び創造ラボ ]
【休館5日目】不明本の追跡調査です!
11月22日(木)、休館5日目です。
21日からはじまった今年度の蔵書整理。
予定していた12万冊のPOT読み作業が1日半で終わったので、次は不明本の追跡調査です!
追跡調査とは、POT読み作業で「バーコードを読み取らなかった本」を探す作業のこと。
「バーコードを読まなかった」=「本棚になかった」=「“どこか違う場所”にある」!!
…ということで、どこかで迷子になってしまった本を探して本来あるべき場所に戻すのです。
リストを片手に、まずは本来あるべき書架の付近を捜索します。
探すポイントはいくつかあります。
初級編
①本棚の奥に押し込められていないかな?
②大きな本に食われちゃっていないかな?(ページの間に挟まっていないかな?)
③本棚の後ろから下に落ちてしまっていないかな?
これらは発見が比較的簡単な迷子なのですが、日々の書架整理だけではなかなか気が付かないことも多く、蔵書整理期間に丁寧に集中して見回すことで発見できることが多いです。
中級編
○分類番号の見まちがいで違う場所に戻しちゃっていないかな?
これ、どういうことかというと、
例えば「487.5/マヨ」という請求記号(背ラベルの番号)が、
「478.5」
「485.7」
「437.5」
「497.5」…
などというふうに、前後の数字を入れ替えて認識しちゃったり、一見似ている数字に見間違えたりするなんていうことがあるんです。そうやって認識違いをしたままだと、なんにも疑問に思わずに違う場所に戻してしまうという事態に…。
なので捜索する時は、「見間違えるとしたらどんな数字になるだろう…」と、目を細めて数字を眺めて勘違いのケースを想像しながら考えてあちこちの棚に向かいます。(それで発見できると、ヨミが当たった感じで嬉しいです。笑)
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
県立長野図書館 総務企画課
TEL:026-228-4939
FAX:026-291-6252