2013.11.13 [ 長野県立美術館 ]
山浦清麿展、開幕!
こんにちは、信濃美術館です。
日本刀史上最高の名工ともいわれる山浦清麿をご存知ですか?清麿は、信州出身で幕末に活躍した日本刀の名匠です。信濃美術館では、11月9日(土)から「生誕200年記念 山浦清麿展−信濃が生んだ天才刀工−」を開催しています。
初日の開会式には、直木賞作家の山本兼一様ほか多くの方にご出席いただき、華やかな幕開けとなりました。当日は、澄川喜一氏(彫刻家・日本芸術院会員・東京スカイツリーデザイン監修者)による講演会「そりのあるかたちとスカイツリー」や、渡邉妙子氏((公財)佐野美術館 館長)によるスペシャルギャラリートーク「清麿〜孤高の生涯」も行われ、いずれも大盛況となりました。
18歳で作刀をはじめ、42歳で死去した清麿。短い生涯のなかで生み出された選りすぐりの名刀46振と併せて、兄の山浦真雄とその息子兼虎の作品5振も展示しています。ズラリと並んだ名刀の迫力を、ぜひとも体感してみませんか?
【展覧会情報】
●開催中〜12月3日(火)
平成25年度東山魁夷館常設展Ⅳ「風」
《木枯らし舞う》、《行く秋》・・・。秋を描いた東山さんの作品からはカサカサと乾いた木の葉や風の音が聞こえてくるようです。生き物のいない風景を淡々と描く姿勢には「無常」の厳しさ、淋しさへの共感が伝わってきます。
●開催中〜12月10日(火)
信濃美術館企画展「生誕200年記念 山浦清麿展」
信州に生まれ、幕末期の刀工のなかでも高く評価されながら、42歳で死去した山浦清麿(1813〜1855、源清麿)の生誕200年を記念して、県宝をはじめとする代表作を展示。
【お問合せ先】
長野県信濃美術館
〒380-0801 長野市箱清水1-4-4 電話 026-232-0052/FAX 026-232-0050
e-mail:npsam@coral.ocn.ne.jp / URL http://www.npsam.com
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