2024.08.28 [ テーマ本 ]
郷土図書展示:「いろんな“き”になる信州(前半)」
当館2階一般図書室内郷土展示コーナーでは、「いろんな“き”になる信州」をテーマとし展示しています。“き”の部分に異なる漢字を当てはめることで、違った視点から信州を感じていただけるような資料を紹介しています。
通年展示を予定しており、期間を前半と後半に分けて1年間に6つの“き”に関する漢字を紹介する予定です。テーマの前半となる今回は、“樹”・“奇”・“起”から連想される資料を集めました。
“樹”は県木、信州にゆかりのある木・木工細工などの資料を中心に展示しています。
こちらは樹のイメージが沸くよう、原木の実物展示も行っています。実際に手に取って触って感触を楽しんでみてください。
※展示している原木は林業総合センターからご提供いただきました。
“奇”は信州の不思議な人や奇妙なもの・ことについて記述がある資料を中心に紹介しています。
下記は紹介している本の一例です。
書 名 著者名 出版者 出版年 請求記号
『ニッポンの奇祭』 小林紀晴著 講談社 2017 【386.1/コキ】
『教育のひと保科五無斎』 卯月雪花菜著 文芸社 2014 【913.6/ウオ】
“起”は信州発祥のものや起業した人・会社に関する資料を集めました。
下記は紹介している本の一例です。
書 名 著者名 出版者 出版年 請求記号
『岩波茂雄伝 (岩波文庫)』 安部能成著 岩波書店 2023【289.1/イシ】
『セイコーエプソン物語』 伊藤岩廣著 郷土出版社 2005 【549.06/イイ】
『養命酒400年記念誌 1602-2002』 エニイクリエイティブ 養命酒製造株式会社 2002 【N588/46】
また、それぞれにちなんだ一言コラム「こんな樹」・「ここが奇」・「ここから起」と題して、紹介している資料の中からピックアップしたものを併せて展示していますので、是非ご覧ください。
郷土展示「いろんな“き”になる信州(前半)」は、1月末まで展示予定です。
後半の“き”になる信州もお楽しみに!
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