みなさま、こんにちは。県立長野図書館の森です。4月から、FMぜんこうじの「ひるどきもんぷらワイド」、火曜日のパーソナリティー・中川睦美さんの番組の中で、15分ほどトークコーナーを作っていただき、ナビゲーターを務めさせていただくことになりました。

今回は、 2023年4月11日（火）に放送された、第1回目の内容をご報告します。

事前の打合せ＠ 信州・学び創造ラボにて

• タイトルコール：
  • 森いづみ館長の「図書館ナビゲーション！」というコールから始まります。なにしろ、自分の名前がコールされるのは初めての体験です。恥ずかしいやら緊張するやらで大汗をかきましたが、ボサノバ調の軽快な「ビビディ・バビディ・ブー」をBGMに、いよいよ始まりました。
•  コーナーオープニングトーク：
  • 中川さんからリスナーの皆さんへ。「最近図書館に行きましたか？」「どんな本が好きですか？」という優しい呼びかけから始まります。
  • コーナー名は、「図・書・ナ・ビ」と覚えてください。「図書ナビ」です、と…。「大事なことなので2回言います」っていうアレですね（笑）。

• いよいよトークスタートです。まず 自己紹介から：
  • リスナーの皆さま、こんにちは。県立長野図書館の森いづみです。 森は木が三つの森、いづみは、平仮名で「つに点々」です。出身は長崎県です。暖かいところで生まれ育ちました。 好きなことは、山登り、ガーデニング、読書など。あとは、追々、お話ししていければと思います。（耳だけで聴いておられるリスナーさんを思い浮かべながら、なるべく伝わりやすい表現を自分なりに工夫してみました）
  • 次に、中川さんから、ナビゲーションを依頼していただいた動機についてお話がありました。「図書館は進化していて、本はもちろん、いろいろな楽しみ方がある」ということに関心を持ってくださったとのこと。そして「図書館って、実は心が疲れた時にも行きたくなりますよね。一人なんだけど、一人じゃない。」…そんな、どこかホッとできる居場所としての魅力も感じてくださっているようです。
• 県立長野図書館はどんなところですか？
  • 場所は、JR長野駅東口から徒歩10分。 広い若里公園に面した開放的なロケーションです。
  • 図書館の歴史をひもとくと、最初に建てられたのは、1929年（昭和4年）。現在は長野市立図書館がある長門町（ながとちょう）でした。その後、1979年（昭和54年）に、今の若里（わかさと）に移転しました。
  • 1階には児童図書室、2階には一般図書室、3階には、「信州・学び創造ラボ」というちょっと素敵な空間があります。こちらもまた、追々ご紹介をしたいと思います。
  • 広い長野県に、県立の図書館は一つだけ。それが北信に位置しているということもあって、県民の皆さんの中には、「県立図書館、何それ、どこにあるの？」という方も沢山いらっしゃいます。そこで、県民の方全員にとって、「使える」図書館であるために、さまざまな工夫をしています。
  • 例えば、長野県内には、全部で図書館が120カ所以上あるのですが、その一つ一つの図書館で、世の中全ての本を持つことはできません。そこで、「この本が読みたいけど、近くの図書館には無い」という人のために、お互いに本を融通し合って、近くの図書館まで取り寄せることが出来るんです。
  • それから、昨年の8月に始まったばかりの「デジとしょ信州」や「県立長野図書館電子書籍サービス」によって、県内のどこに住んでいても、長野県民は、いつでも、だれでも、どこからでも電子書籍を読むことが出来るようになりました。

• 想像以上に進化していると感じますが、 図書館には頼りになる方もいらっしゃいますよね？
  • はい。図書館の職員は、皆さまの「知りたい」「学びたい」という気持ちのお手伝いをするのがお仕事です。
  • 例えば、「長野県の人口は何人ですか？」ということだったら、ネットで検索すれば最新の人口はカンタンに出てきます。
  • でも、1871（明治４）年に県が設置されて、それ以降の人口はどのように推移してきたのか？」というような問いには、すぐに答えは出てきません。
  • では「いったいどうすれば調べられるの？」という時に、頼りになるのが図書館員です。この調査相談を「レファレンスサービス」と呼んでいます。

FMぜんこうじスタジオ

• このコーナーは、これからどんな情報を教えて頂けますか？
  • そうですね。リスナーの皆さんは、図書館にどんなイメージをお持ちでしょうか？本を無料で貸してくれる所。新聞が読めたり、勉強ができるところ、と思い浮かべる方が多いんじゃないかな、と思います。
  • もちろん、それも図書館の大切な役割です。でも、最近の図書館は、結構変わってきていて、ちょっと意外に思っていただけるような、新しい発見のある情報をお伝えしていきたいと思います。
  •  例えば、さきほどちょっとお話しした「電子書籍」や「レファレンスサービス」について、もう少し掘り下げてみたり、話題の本のご紹介をしたり、県立図書館だけではなく、市町村には他にも魅力的な図書館が沢山あるので、ご紹介したいです。