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私の住んでる・私の好きな信州

“生坂”の家族になる(2)

皿井さん:「生坂村は「山清路ぶどう」という巨峰のブランドがあります。新規就農の方々はその巨峰作りをしている方が多いですね。ベテランの方になると、ナガノパープルとか、最近流行っている皮ごと食べられるぶどうを作られる方もいらっしゃいますが、私は隊員の任期が過ぎたら、新規就農の研修を受けて、ゆくゆくはそのぶどう作りに携われたらいいなと思っています。
将来的には、友人たちに自分の作ったものを贈れるようになりたいです。自分で作ったものを贈れるって幸せですよね。」


ご自宅前の畑で育った人参は寒さにも負けず立派に成長!

奥様:「小さいお子さんがいらっしゃる方も、そうでない方も、これから生活の基盤をどこに置くかと考えたときに生坂村は本当に良いところです。安心してのびのびと子育てできますし、主人も言ったように、子育てに限らず、みなさんいろいろと親切に教えてくださいます。」


生坂村保育園

奥様:「あとはやっぱり保育園が素晴らしいこと。
ただ子供を預かる、遊ばせるというだけじゃなくて、教育をきちんとしていただけています。細かいことかもしれないですが、手を洗ったら自分のハンカチできちんと拭くという習慣がつくように、ポケット付のズボンにハンカチを入れて登園させてくださいとか、生活の基礎中の基礎を教えてもらえるので、自分でやれることはきちんと自分でやる・自立して生きていく力をつけていただいてるなと思います。園長先生をはじめ、先生方の保育にかける想いを感じますね。」

奥様:「私は子どもを元気で丈夫に育てることを一番に考えています。これからの時代、良い仕事に就いたからといって生きていけるようになるとは限らないので。自分ひとりで食べていける力・生き抜いていく力を養わなきゃいけない、その力を子どもに備えさせるのが私の仕事だと思っています。
そのためにまずは母親業をしっかりとすること。生坂村では、それを頑張っていけると感じています。」

皿井さん:「まだまだこれからなんですが、地域おこし協力隊の任期が過ぎた後、きちんと就農して農業で生活できるようになることが一番の夢です。それは農家になって、特別贅沢したいとか、大きく成功したいとかそういうことじゃなくて、家族で慎ましく生活できるようになれれば、この移住は成功かなと。そうなったときに初めて、移住ではなく定住に近づけるのかなと思います。」

まずは地に足つけて、少しでも地域の方に恩返しできるように、またそれができる余裕を持てるように、これからも頑張っていきたいですね。」

インタビューの間、皿井さんご夫妻からこぼれるのは生坂村への感謝の気持ち。
素直で誠実なお人柄は、村のみなさんから信頼されていると感じました。
村全体でひとつの家族のような生坂村のいわば“末っ子”として迎えられている皿井さん。
次の“末っ子”たちの“お兄さん”となるべく、様々なことを吸収しています。
生坂村への定住が成功する日もそう遠くはないかもしれません。

【インタビュー時期:2013年12月】

●長野県では、東京・有楽町の東京観光情報センター内に「長野県移住・交流センター」を開設し、県内各市町村とも協力しながら移住に関する取り組みに力を入れています。
また、名古屋・栄、大阪・梅田の各観光情報センターに「移住・交流サポートデスク」を開設し、中京圏や関西圏からの移住をサポートをしています。
信州への移住に関心のある方はお気軽にご来場ください。

また、移住に関するセミナーや相談会、体験ツアーなどが長野県内各地域で行われています。
移住に興味を持たれている方や信州を知りたい方など多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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