2010.07.26 [ 長野県立美術館 ]
「心のふるさとを描く 原田泰治の世界」開幕
こんにちは、信濃美術館です。
8時30分からの「開館20周年記念展I 白い馬の見える風景」の開会式につづき、9時30分からは、「心のふるさとを描く 原田泰治の世界」のオープニングセレモニーを行い、関係者約50名の参加をいただきました。
村井仁・長野県知事からは、「原田泰治さんの絵には、懐かしい風景、私たちが大切にしなければならない風景が映し出されていることが、根強いファンを持つ所以だと思います。世知辛い昨今の世の中、心に潤いと安らぎを与えてなごませてくれる原田ワールドにぜひ浸っていただきたい。」と挨拶がありました。
また、原田泰治氏からは、「この広くてすばらしい会場で展覧会ができることをうれしく思っています。今回はこれまで公開したことのない、一番初めに描いた作品も展示しています。『マンネリで進歩がないじゃないか』という方もあるかもしれませんが、『マンネリといわれてもいい、100枚でも同じ絵を描いて、マンネリというトンネルを通り越すと、”個性”というものが生まれる。』と言ってくれた父ちゃんの言葉を胸に、今日まで描いてきました。あと10年時間がもらえたら、生まれ育った信州、合併前の長野県の120市町村をすべて描きあげることを使命としたい。」とお話がありました。
「開館20周年記念展I 白い馬の見える風景」は9月28日(火)まで開催。
※休館日=8月25日(水)、9月の水曜日
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