2012.11.13 [ 伊那文化会館 ]
個人秘蔵のお宝大公開!池上秀畝の屏風絵展
こんにちは、長野県伊那文化会館です。
当館では、下記のとおり池上秀畝の屏風絵展を開催します。
池上秀畝(1874-1944)は、明治7年に伊那市高遠町で生まれた日本画家です。15才で上京後、荒木寛畝に師事し、日本美術協会展、文展、帝展などに出品。大正5年から、3年連続して文展で特選を受賞するなど、中央画壇で活躍しました。伝統に立脚しながら、山水画や花鳥画を追求し、画塾伝神洞を主宰するなど、後進の指導にも力を尽くしました。
本展では、伊那市内の個人の方が所有する屏風を中心に展示します。屏風は、中国で生まれた、風や人目を避ける為の調度品です。日本には、七世紀に渡ってきました。その画面には絵が描かれることが多く、屏風絵は、日本画の重要な絵画形式として発展しました。6つ折りの屏風が左右1対になったものを六曲一双屏風といいますが、本間屏風の六曲屏風を一対並べると、横幅約7mにもなり、迫力ある大画面が広がります。
今回は、六曲一双屏風を7点展示します。昨年、テレビに出て話題となった『初雪』をはじめ、一般に公開されることの少ない個人蔵の作品を見ることができる貴重な機会です。
実際の作品の前で左右に視点を変えながら、屏風という大画面に描かれた秀畝作品の世界観をぜひお楽しみください。
会期 平成24年10月20日(土)〜11月25日(日)
休館日 毎週月曜日
会場 長野県伊那文化会館 美術展示ホール
観覧時間 9:00〜17:00(入場は16:30まで)
前売券 500円
観覧料 600円(500円)、高校生以下無料
( )内は、10名以上の団体料金
主催=長野県、長野県伊那文化会館
共催=長野県教育委員会、伊那市、伊那市教育委員会
★関連イベント:いずれも参加費無料(入場料は必要)
?マメ金屏風を作ろう!
10月27日(土)、11月3日(土)
午後2時〜3時30分
屏風についてのお話をした後で、小さな屏風形式の作品を作ります。大人からこどもまでご参加いただけます。
?学芸員によるギャラリーツアー
毎週土曜日 午後1時〜
当館学芸員とお話をしながら、展覧会を鑑賞します。お気軽にご参加下さい。
《お問合せ》
長野県伊那文化会館
〒396-0026 伊那市西町5776(春日公園内)
電話)0265-73-8822
FAX)0265-73-8599
e-mail)info@inabun.or.jp
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