2025.04.26 [ 山好き館長の信州便り ]
5月4日(日)「わかさとクエスト」開催!(FMぜんこうじ「図書ナビ」第25回)
町田さん:僕が今日紹介したいのは、中学生から小学校高学年ぐらいの方に読んでみたら面白いんじゃないかなと思うのが、宗田理さんの『ぼくらの7日間戦争』のシリーズです。中学生が大人になるまでの間、いろんな友達と協力しながらいろんな難題に向かっていくというものなんですが、この気持ち、結局、大人になっても一緒なんですよね。今回のイベントもそうなんですが、僕1人だと何もできないところ、いろんな人の力を借りていろんな人のアイディアとそういうのを持ち寄って何かを成し遂げるっていうワクワクドキドキが詰まった1冊になってると思います。宮沢りえさんが主演で、映画化されました。
大人になっても変わらない気持ちを持ち続けたい
中川さん:一番最初に、この作品に出会われたのはいつ頃ですか?
町田さん:中学生のときです。ずっと読み漁りましたので、続編がいつ出るかいつ出るかっていうのを楽しみにしていました。等身大の中学生が書かれてるんですけども、僕たちの中の心の日々のモヤモヤを代わりに解決してくれるみたいな、爽快感もあったりしながら読んでましたね。お孫さん、お子さんにおススメいただけたらと思います。
中川さん:私も共感させていただきました。大人になってもあんまり気持ち変わらないって。
町田さん:いろんなところが痛かったり、ちょっと難しいところも出てきますが、気持ちは本当に変わりません。

県立長野図書館
中川さん:ありがとうございます。そんな気持ちを、大人も子供もお持ちになって、ゴールデンウィーク、「わかさとクエスト」を楽しんでいただきたいと思います!今日は、ホクト文化ホールの町田さんにお越しいただきました。町田さん、どうもありがとうございました!今日もお時間ある方、日向ぼっこしながら本を読まれるのはいかがでしょうか。皆さん、良い一日をお過ごしください。
追記:もう一冊のおススメ本

『ホビットの冒険』
町田さんのおススメ本『ぼくらの7日間戦争』、映画しか見たことが無かったので、読んでみたいと思います。オマケで、私からもおススメ本を。トールキンの『ホビットの冒険』です。映画の『ロードオブザリング』の原作、『物指輪語』は、リスナーのみなさまもご存じだと思いますが、そこに出て来る好々爺のビルボが、若い頃の冒険譚です。今回、改めて読んでみたら、若いって言っても、ビルボはなんと「50歳」という設定なんですよ!人生100年時代、まだまだこれからですね。ある日、安楽椅子から立ち上がって旅に出る、そんな冒険の旅を味わえる一冊です。
中川さん、町田さん、ありがとうございました!次回、5月の放送分からまた復活させていただきます。皆さま、5月4日(日)、「わかさとクエスト」でお待ちしています!
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