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図書館は「世界に通じる扉」(FMぜんこうじ「図書ナビ」第16回)

FMぜんこうじスタジオ前にて

FMぜんこうじスタジオ前にて

みなさま、こんにちは。県立長野図書館の森です。FMぜんこうじ「ひるどきもんぷらワイド」、 2024年7月9日(火)に放送された、「図書ナビ」コーナー、16回目の内容をご報告します。

今回は、柳町中学校の女子生徒さん2名が、職場体験でスタジオに来ていて、とても賑やかにトークが進みました。

中川さん:中学生のお二人、今日はどんな気持ちですか?

Aさん:普段体験できないラジオのスタジオに来られて楽しみです。 Bさん:私も楽しみですが、緊張しています!

本は好き?図書館はどんな場所?

中川さん:最初のコーナーは、県立長野図書館、館長の森いづみさんがスタジオに来てくれています。お二人は本は好きですか?

Aさん:とっても好きです!小説やマンガをよく読みます。 Bさん:私も、小説をよく読みます。

中川さん:それは嬉しいですね!私が中学生だった頃の思い出ですが、図書館でカードを作って、本を読むとハンコを押してくれていました。そのお姉さんが素敵で、憧れていたことを覚えています。多分、学校の図書館だったと思うのですが…、お二人は図書館に行ったりしますか?

Aさん:図書館は好きですが、学校の図書館は校舎から遠いので、最近あんまり行けてないんです。

本日のトークテーマ:図書館は「世界に通じる扉」!?

:私が好きな作家のひとりに「村上春樹」という人がいます。代表作と言われているのは、映画化もされた『ノルウェイの森』(講談社文庫)、『羊をめぐる冒険』(講談社文庫)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(新潮文庫)など。『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』は、自分の好きな本ランキングで、10位以内に入るくらい好きです。

今日持って来たこの本は『村上春樹 雑文集』(新潮社)といって、県立長野図書館の司書の池田さんが教えてくれました。

『村上春樹 雑文集』より図書館について

『村上春樹 雑文集』より図書館について

村上さんは、図書館について、とても素敵な言葉で語っています。もしよかったら、中川さん、抜粋して読み上げていただけますか?

中川さん:「図書館とは、もちろん僕にとってはということだけれど、「あちら側」の世界に通じる扉を見つけるための場所なのだ。ひとつひとつの扉が、ひとつひとつ異なった物語を持っている。そこには謎があり、恐怖があり、喜びがある。(中略)僕が小説を通じて描きたいのは、そのような生き生きとした、限りない可能性を持つ世界のあり方なのだ

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