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【参加者募集】これからの公共について考えるための対話シリーズ第1回「ゆっくり、いそげ:一人ひとりが大切にされる経済・社会をつくるために」影山知明さん(クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主)

「信州・学び創造ラボ」デザイン会議のファシリテーター李明喜さん、長野で地域づくりや起業について考える場をアレンジしている藤原正賢さん、当館館長の平賀がそれぞれの視点から影山さんのお話とみなさんをつなぐ聞き手として参加します。

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会社も、学校も、政治も、まちも、
今の社会は成果を先に定義して、
そこへと最短距離で行こうとしている。

人は規格化され、利用価値ではかられる。
今の生きづらさの正体はそこにある。

それを180度、ひっくり返してみたらどうだろう。
一つ一つのいのちを大事にし、それらがのびのびと、
それぞれの可能性を最大化するように関わり合ってみたら。

カフェの営業から、出版、哲学カフェ、
地域通貨、書店、田んぼづくりと活動を広げてきた
クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店の道のりは、
まるで植物のそれのようだ。

そこに設計図はなく、
縁と偶発性から、伸ばすべき枝が自然と伸びてきた。

そう、自動車を作るようにではなく、植物が育つように。

この地上の支配者、植物のありようから学び、
一人一人が大切にされる経済・社会をつくるための処方箋。

ゆっくり、いそごう。

『続・ゆっくり、いそげ』影山知明,クルミド出版.2018 紹介文より)

・クルミド出版 >https://www.kurumed-publishing.jp/

■お話

影山 知明さんクルミドコーヒー胡桃堂喫茶店 店主)

1973年東京西国分寺生まれ。大学卒業後、経営コンサルティング会社を経て、ベンチャーキャピタルの創業に参画。その後、株式会社フェスティナレンテとして独立。2008年、西国分寺の生家を建て替え、多世代型シェアハウスの「マージュ西国分寺」を開設。その1階に「クルミドコーヒー」をオープンさせた。2017年には2店舗目となる「胡桃堂喫茶店」を開業。出版業や書店業、哲学カフェ、地域通貨、米づくりなどにも取り組む。 著書に『ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~』(大和書房)2015。『続・ゆっくり、いそげ ~植物が育つように、いのちの形をした経済社会をつくる~』(クルミド出版)2018。

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