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【休館8日目】一部のサービス再開/雑誌を整理中!

予定されていた図書12万冊を対象とした蔵書整理期間が終了し、お近くの図書館を通じた相互貸借・インターネット予約受取りが再開しました。

インターネット予約では、今日から長野市立南部図書館を受取館に指定することができるようになりました。休館前に当館を指定されていた方は同館を御利用ください。(長野市立長野図書館は12月19日から指定が可能になります。)

さて、蔵書整理に付随する作業は若干継続しており、本日は書庫の雑誌の整理を行いました。

多くの図書館で雑誌を置いている棚は、最新号を置いている扉をはね上げるとバックナンバーが入っていたり、上部に最新号、下部にバックナンバーを配置していたりと、一定期間のバックナンバーも手軽に見られるようになっていますが、県立長野図書館の一般図書室で使用している雑誌の棚は最新号のみ配置できるものになっています。

 

 

そのため「バックナンバーは保存されているのですか」という質問をよくいただきます。

当館では長野県関係の郷土雑誌は5階書庫で、一般の雑誌は2階書庫で、バックナンバーを保存しています。

近年ではウェブで閲覧できる学術雑誌が多くなっていますが、一般の商業誌・流通が少ない地方誌などはまだそのような形態にはなっていません。

そのため、現時点ではこうした雑誌は、紙で発行されたものを保存しておく必要があります。

とはいえ、週刊誌であればほぼ1年間に50冊増えていくので、スペース確保が当館のような古い図書館の課題です。

週刊誌のように薄いので立てて並べることが難しいものや、背と呼ばれる部分の巻・号数の表示が見にくいものは保存箱に入れた上で、その箱にいつの時期のものが入っているのかを書いて、閲覧希望があった場合に対応できるようにしています。

年間の発行点数をもとに、ある程度の期間に対応できるように空白を設けてきましたが、それが埋まりそうになった部分は、棚を増設して対応します。

雑誌は極端に大きなものはほとんどなく、先ほどの保存箱に入れてしまえば高さがそろいます。箱の上部にわずかなすき間が残るくらいにして可能なかぎり棚を増やしながら、雑誌を移動していきます。

こうして保存されている雑誌ですが、ある雑誌のどの号にさがしている記事が掲載されているか探したい、という場合がありませんか。

このような時の検索方法の一つに、国立国会図書館がウェブサイト上で提供している「国立国会図書館オンライン」の雑誌記事索引があります。

全ての時期を対象としているとは限りませんが、目次を採録している雑誌の総数は23,817誌に及びます。当館で保存している『週刊新潮』『週刊朝日』などの週刊誌の多くは、1996年頃から記事が検索できるようです。

(参照)

https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/

http://www.ndl.go.jp/jp/data/sakuin/index.html

 

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