国際交流員って何をやってるの?

長野県国際交流員(CIR)の3人(出身国:米国・中国・韓国)が県内でどのような活動をしているか紹介します。

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北京市共産党委員会の蔡奇書記が長野県を訪問しました。(李)

6月8日(土)に、北京市共産党委員会の蔡奇(さい・き)書記をはじめとする「中国共産党代表団」が長野県を訪問し、阿部知事や太田副知事と懇談を行いました。

蔡奇書記は北京市トップであり、北京冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会の主席でもあります。今回、長野県の1998年冬季オリンピック・パラリンピック競技施設を視察し、その経験やノウハウについて学ぶため、長野県を訪問しました。私は、知事や太田副知事の通訳として同行しました。

午前中、長野市内にあるエムウェーブを訪問し、オリンピック・パラリンピック競技施設の後利用について説明を受けました。

視察をした日も、エムウェーブでは建築関連の展示会が開催されていたので、蔡奇書記に競技施設が具体的にどのように活用されているかを、実際に見て感じていただくことができました。

 

その後、白馬村では知事がお出迎えをし、ジャンプ台の視察を行いました。

そのあと、長野市に戻り、知事と書記の懇談を実施しました。

2022年、第24回冬季オリンピックが北京と河北省の張家口市で開催されます。スケート、アイスホッケー、カーリングは北京市内で行われますが、ボブスレー・リュージュ、アルペンスキーの競技は北京市郊外の延慶地域で行われ、スキージャンプやクロスカントリーなどの雪上競技は河北省で開催される予定になっています。

 

蔡奇書記からは、施設の後利用について、「長野県の経験は非常に参考になり、私たちにとって手本のような存在だ」というお言葉をいただきました。また、スキー交流やホストタウンなどを通じた、長野県と中国の官民一体となった友好交流についても、高く評価していただきました。

今後、2020年東京オリンピックや2022年北京冬季オリンピックに向けて、長野県と中国の交流がさらに発展するよう、私も、通訳や派遣業務に取り組んでいきたいと思います。

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