こんにちは、信濃美術館です。

7月21日（土）、当館学芸員による「大正ロマン昭和モダン展　竹久夢二・高畠華宵とその時代」のギャラリートークを開催しました。15人近い参加者のみなさんとともに、作品を通して大正・昭和へタイムスリップ！

日本の古きよき文化に、西洋の新しい風が入ってきた大正時代。当時の街は、人は、どのような様子だったのか―。今回の展覧会は、夢二や華宵など、当時を彩った作家たちの作品を通して、当時の流行や文化がよく分かる内容となっています。海外の技術や文化を多く取り入れていた夢二は、口ひげを生やし、ステッキを持ちブーツを履くモダンな自画像を描いています。学芸員の分かりやすい解説に、みなさん熱心に耳を傾けていました。

作品を観るだけじゃ物足りない、作家や時代についてもっと深く知りたい！という方におすすめのギャラリートーク。8月18日（土）・25日（土）のいずれも13時30分から開催いたします。事前申込みは不要ですので、お気軽にご参加ください。

●展覧会情報
〜8月26日（日）
信濃美術館企画展「大正ロマン昭和モダン展　竹久夢二・高畠華宵とその時代」
竹久夢二や、当時の少年少女雑誌で人気を博した高畠華宵を中心に、大正昭和を彩った作家たちの原画、版画、装丁本などおよそ230点を展示します。

7月26日（木）〜
東山魁夷館常設展３「夏の訪れ、秋への想い」
夏から秋にかけての自然の変化をメインテーマに、東山魁夷が描いた情緒溢れる作品約80点を展示。「天山遙か」の連作や、「白い馬の見える風景」シリーズから季節にちなんだ習作類もご紹介します。

【お問合せ先】
長野県信濃美術館
〒380-0801　長野市箱清水1-4-4電話）026-232-0052／FAX）026-232-0050
e-mail）npsam@coral.ocn.ne.jp　／　URL）http://www.npsam.com