信州ミュージアムナビ

美術館・博物館へ行こう!長野県は人口当たりの博物館数が日本一。そんな信州の美術館、博物館、文化ホール等で行われる催事イベント情報をお知らせします。

「黒田清輝展」がはじまりました!

こんにちは、信濃美術館です。

暑さ続く日々の中、一息つくような小雨となった7月13日(土)、信濃毎日新聞創刊140周年記念「近代日本洋画の巨匠 黒田清輝展」が幕を開けました。10時からの開会式は、東京国立博物館の銭谷館長や東京文化財研究所の亀井所長、加藤副知事ほか多くのみなさまにご出席いただき、華々しい式となりました。

開会式後の11時からは、東京文化財研究所企画情報部副部長の山梨絵美子氏による記念講演会「時代を拓いた人−黒田清輝に迫る」を開催。黒田清輝のフランス時代の話から始まり、晩年の作風が2種類あるということなど幅広く興味深いお話をしていただきました。

切手や教科書でおなじみの《湖畔》ほか、初期から晩年までの作品およそ150点を展示。近代洋画の父とよばれる黒田清輝の輝かしい功績をぜひともご覧くださいませ。暑い日には、美術館で涼みながらゆっくり作品鑑賞を!

開会式              講演会

【展覧会情報】
●開催中〜7月30日(火)
平成25年度東山魁夷館常設展Ⅱ「少年時代」
《祭りの夜》は東京の夏の風物詩、靖国神社のお祭りを描いた学生時代の作品。港町育ちの東山は、18歳の夏、はじめて信州を旅し、山国の雄大な自然に強い衝撃を受けます。青空、夏祭り・・・心躍るあの旋律が浮かんできます。

●8月1日(木)〜10月1日(火)
平成25年度東山魁夷館常設展Ⅲ「Imagine」
優しく静かでありながら、強いメッセージ性をもっている東山さんの作品。戦争のさなかに抱いた死の認識から、戦後「自分も冬枯れの草も木も今ここに生きている」と実感したといいます。あの名曲が重なります。

●開催中〜8月25日(日)
信濃美術館企画展 信濃毎日新聞創刊140周年記念「近代日本洋画の巨匠 黒田清輝展」
近代洋画の父と呼ばれ、明治から大正の日本洋画界に多大な影響を与えた巨匠・黒田清輝。代表作《湖畔》《智・感・情》(いずれも重要文化財)のほか、初期から晩年までの作品およそ150点をご紹介します。

【お問合せ先】
長野県信濃美術館
〒380-0801 長野市箱清水1-4-4 電話 026-232-0052/FAX 026-232-0050
e-mail:npsam@coral.ocn.ne.jp / URL http://www.npsam.com

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