2011.02.23 [ 長野県立美術館 ]
「彫って、くっつけて、彫塑に挑戦!」に、大興奮!!
こんにちは、信濃美術館です。
2月20日(日)、「没後100年 荻原守衛展−ロダンの情熱を継いだ人−」のワークショップが、信濃美術館の講堂で開催されました。
「彫って、くっつけて、彫塑に挑戦!」と題されたこのワークショップは、石鹸と粘土を使って、「彫る=彫刻」と「くっつける=塑造」を体験してみようというもの。信州大学教育学部彫刻研究室の猪瀬先生と、3名の学生の皆さんという強力な助っ人を得ていざスタートです。
まずは展覧会会場で、彫刻の基礎知識について説明を受け、荻原守衛の作品と同じポーズをとってみました。講堂に戻って、本日のお題「身近にある大切なもの」を、正面から、うしろから、横から、それぞれ見たところをえんぴつでスケッチ。作りたいものの設計図を描きます。
ここから一気にテンションアップ。設計図に従って大きな石鹸を「かきべら」等の道具で削っていくのですが・・・これがなんとも楽しいっ!!シュルシュル、クルクル、シャッシャッっと削り取られた石鹸が、うずたかく積もっていきます。大人も子どもも、もう夢中です。
次は同じものを粘土で形作っていきます。大きな塊から作っていく人、パーツごとに組み立てていく人、その作り方も様々。いろいろな個性があふれていました。
終了時間をむかえても、会場は『楽しいパワー』がいっぱい。普段、なかなか接することのできない彫塑の世界を、大いに満喫しているようでした。
「荻原守衛展」は3月6日(日)まで。是非、会場へ足をお運びいただき、お気に入りの作品をみつけてみてください。
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