“チャレンジ 800”ごみ減量推進事業について
環境省から一般廃棄物処理事業実態調査の結果が公表されました
一般廃棄物処理事業実態調査(令和2年度実績)の調査結果が環境省から公表され、長野県の1人1日当たりのごみ排出量は、生活系ごみは増加したものの、これまで増加傾向にあった事業系ごみが減少に転じ、令和元年度実績と比べて9g減り、807gとなりました。
長野県廃棄物処理計画(第5期)取組目標
「つくる責任 つかう責任」を意識して循環型社会を実現 ~信州らしい生活様式へ~
SDGsでは、廃棄物の分野は複数のゴールに関係し、中でもゴール12「つくる責任 つかう責任」は、持続可能な生産消費形態を確保することを目指す循環型社会推進を象徴するゴールです。
信州の美しい自然や環境を後世に引き継いでいくため、この「つくる責任 つかう責任」を意識して、新しい生活様式の実践下においてもプラスチックごみや食品ロスなどの廃棄物の発生抑制に努めるとともに、持続可能な資源への転換等を進めます。
全国の状況
排出量全国順位(令和2年度実績)
順位 |
都道府県名 |
ごみの量(g) |
1位 |
京都府 |
785 |
2位 |
長野県 |
807 |
3位 |
滋賀県 |
822 |
|
全国平均 |
901 |
長野県のごみ減量施策
長野県では、「ごみ減量日本一」の継続及び長野県廃棄物処理計画(第5期)に掲げる「1人1日当たりのごみ排出量790g(2025年度)」の達成を目指し、以下の取組を進めています。
【県内のごみ処理の概要等】
長野県内の一般廃棄物排出量について(環境省:「一般廃棄物処理事業実態調査」(令和2年度実績))
1″チャレンジ800″ごみ減量推進事業
県民の皆様や市町村と連携して実施する、県民総参加のごみ減量の取組です。
2信州プラスチックスマート運動
近年、世界的な問題となっている海洋プラスチックごみ問題に、河川を多く有する上流県の責務として、県民・事業者・行政がそれぞれの立場で取り組む運動です。
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3食べ残しを減らそう県民運動~e-プロジェクト~
食品ロス(食べられるのに捨てられてしまう食品)は、全国で年間数百万トン。1人が1日にお茶碗1杯分捨てていることになります。
とても、もったいないですね。
県では、食品ロスの削減を目指し、「食べ残しを減らそう県民運動~e-プロジェクト~」に取組んでいます。
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Re-Style
循環型社会におけるライフスタイルは、リデュース(Reduce:発生抑制)・リユース(Reuse:再使用)・リサイクル(Recycle:再生利用)の実践にあります。
環境省ではこの3つの(Re-)をリ・スタイル(Re-Style)として提唱して、その活動や取組の浸透を呼びかけています。