2012.09.25 [ 長野県立美術館 ]
「アートディレクター・太田英茂の仕事」展開幕!
こんにちは、信濃美術館です。
爽やかな秋晴れとなった22日(土)、信濃美術館にて「アートディレクター・太田英茂の仕事」展のオープニングセレモニーが開催され、今回ご協力・ご後援いただいたたくさんの皆様にご参加いただいて、展覧会が幕を開けました。
同日13時30分からは、仲條正義氏(アートディレクター、デザイナー)、広橋桂子氏(パッケージデザイナー)、原研哉氏(グラフィックデザイナー)、森仁史氏(金沢美術工芸大学教授)という錚々たる皆さんをパネリストにお迎えし、開催記念パネルディスカッションを開催。太田英茂の仕事とこれからのデザイン・ディレクションについてお話しいただきました。
事前に用意していたイスはすぐに埋まり、立ち見がでるほどの大盛況!現在、第一線で活躍されている方々のパネルディスカッションということもあり、参加されたみなさんは、一言も聞き漏らすまいと集中して聞いている様子でした。
仲條さんと広橋さんは、実際に太田さんと仕事をされたこともある方々。太田さんの広告に対する姿勢やお人柄、はたまた毒舌ぶりまでご披露くださり、会場は大いに賑わいます。この後の質疑応答も、10代の若者からご高齢の方まで幅広い年齢層のみなさんが次々と発言され、終始活気のある催しとなりました。
広告ってこんなに深くて面白いんだ!と思うこと間違いなしの展覧会。芸術の秋、信州が生んだ「広告界の神様」の偉業を、ぜひご覧になってみてはいかがですか?
【展覧会情報】
●〜11月4日(日)
信濃美術館企画展「アートディレクター・太田英茂の仕事」
梓村(現松本市)出身で、昭和初期に広告界の神様といわれたアートディレクター・太田英茂(1892-1982)。本展では太田が関わった広告物等とともに、彼のもとに集ったクリエイターの作品を展示し、太田英茂の仕事の全貌と日本の商業デザインを紹介します。
●9月27日(木)〜11月27日(火)
東山魁夷館常設展Ⅳ 「旅の季節」
制作の準備のため、季節を問わず、国内外さまざまな土地へ旅をした東山魁夷。第Ⅳ期では「旅の季節」をテーマに、京都、ドイツ、オーストリア、中国など各地への写生旅行をとおして生み出された作品をご紹介します。
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