2011.11.08 [ 長野県立美術館 ]
カホンの振動と光を体験してみよう!
こんにちは、信濃美術館です。
11月5日(土)、「五感でアートPart2」の出品作家である金箱淳一さんと、布施院博之さん、村田初枝さんを講師に迎え、出品作品《Vibracion Cajon2.5》(ビブラションカホン)を使って、音を出す楽しさを体験するイベントが開催されました。13時からと、14時30分からの2回開催され、各回約10名が参加して、講師の皆さんを中心に、美術館の展示室で大合奏をしました。
カホンとは、箱のような形をしたペルー発祥の打楽器。カホンの真ん中を叩くと「ドンドン」と低音、端を叩くと「コンコン」と高い音が響きます。叩いた振動が周りの人にも伝わるので、目が見えなくても、耳が聞こえなくても、体でリズムを感じることができます。
まずは、ドンドンポコポコ、手や足を使って自由に演奏をしました。それぞれ違ったリズムを叩いているのに、全体の音を聞くと、一つの音楽に聞こえるから不思議です。その後、村田さんのリードで、みんなで同じリズムを叩いたり、一人ずつ順番に叩いたり、見学者の手拍子やマラカスと一緒に、会場全体で合奏をしました。足元に設置された光のボールが、音に合わせてカラフルに輝いて、ここでしか味わえない音と光のアートが完成しました。
普段は静かな美術館のなかで、音を出したり、作品に触れたり、いつもとは違ったかたちで作品を楽しんでみませんか。五感で現代美術を堪能できる「五感でアートPart2」、ぜひ足を運んでみてください。
「五感でアートPart2」 開催中〜12月18日(日)
観覧料=大人800円、大学生600円、高校生以下無料
休館日=毎週水曜日(11月23日は開館、翌24日休館)
ギャラリーツアー(学芸員による作品解説) 11月19日(土)、12月3日(土)、10日(土)、17日(土)
時間:13時30分〜
申込:不要
費用:無料(ただし観覧料は必要)
※イベントについては、当館ホームページか、またはお電話にてご確認ください。
【お問合せ先】
長野県信濃美術館
〒380-0801 長野市箱清水1-4-4電話)026-232-0052/FAX)026-232-0050
e-mail)npsam@coral.ocn.ne.jp / URL)http://www.npsam.com
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