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工業

長野県は、農業県、観光県というイメージがありますが、工業も盛んな地域です。明治、大正期には、製糸業によって、日本の工業を先導していた時期もあります。現在もハイテク分野では、日本をリードする製品が生まれています。諏訪地域を中心に精密機械や電子産業が盛んであり、豊富な水と澄んだ空気は精密機械に適しており、「東洋のスイス」として名を馳せました。現在も岡谷市、諏訪市、茅野市など全域に電気機械、一般機械などの先端技術による産業が集積しています。

  • 14,890百万円

    顕微鏡・拡大鏡出荷額全国 1位

    工業統計調査 平成26年確報品目編(経済産業省)

  • ギター出荷額全国 1位

    工業統計調査 平成26年確報品目編(経済産業省)

  • 6,708億円

    電子部品・デバイス出荷額全国 2位

    工業統計調査 平成26年確報品目編(経済産業省)

  • 7,741,712kWh

    水力発電による発電量全国 3位

    資源エネルギー庁 平成28年度統計

医療器具開発の挑戦

長野県では、民間企業、大学、金融機関と連携して、医療・福祉関連産業において、国際的競争力を持った集積地を目指す取組を進めています。製造業など県内200社を対象とした平成25年度長野県工業技術動向調査によると、今後展開したい事業分野で「健康・医療・福祉機器」を取り上げた企業は、47.5%を占めており、こうした動向を踏まえ、県では、平成26年度より、県内中小企業の医療福祉機器の試作開発に対し補助する事業を実施しています。出典:長野県産業労働部ものづくり振興課、平成25年長野県工業技術動向調査結果

航空機産業の拠点化

平成27年11月、国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の初飛行が成功し、日本の航空機産業は歴史的転換点を迎えました。これにより、将来に向けて国内関連産業規模の大幅な拡大が期待されるとともに、航空機の国産比率を高める気運も高まっています。国においても平成27年に「航空産業ビジョン」を策定し、自動車に続く我が国の基幹製造産業として発展させることを目指す方針を表明しています。長野県は、以前から航空機部品の製造を行っている大手・中堅企業の工場が立地していたものの、クラスター形成までは至っていませんでした。平成18年にスタートした「飯田航空宇宙プロジェクト」は、(公財)南信州・飯田産業センターが中心となり推進され、中部5県が取り組む国際戦略総合特区「アジアNo.1 航空宇宙産業クラスター形成特区」へと発展し、飯田下伊那地域を中心とした航空宇宙産業クラスターが形成されました。本県は、精密・電子・情報分野において国内有数の産業集積地を形成しており、これらの技術は航空機システム分野への応用可能性が高いため、我が国航空機産業の発展に大いに全体へ波及し、長野県の産業活性化を目指していきます。出典:長野県産業労働部ものづくり振興課べ