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何で馬頭観音(ばとうかんのん)が多いの?【庚申塔のつづき】

◇「六観音」と六道の関係
 六観音→六道
・聖(しょう)観音→地獄
・千手(せんじゅ)観音→餓鬼(がき)
・馬頭観音→畜生
・十一面観音→阿修羅(あしゅら)
・天台宗では不空羂索(ふくうけんさく)観音、真言宗では准胝(じゅんてい)観音→人間
・如意輪(にょいりん)観音→天上

六道(ろくどう)とは、仏教において死後に別の存在として生まれ変わること(輪廻転生という。)。迷いある世界は6種類あるといわれる。六道からは観音様の導きにより救われるとされ、それぞれの観音様が当てはめられている。
※「三十三観音」とは、この法華経の所説に基づき、中国及び近世の日本において信仰されるようになったもの。観音像には基本となる聖観音(しょうかんのん)の他、変化(へんげ)観音と呼ばれる様々な形の像がある。
※仏が、迷い苦しんでいる人々を救って、悟りの境地に導くこと。

馬頭観音の石仏のほかに上記の観音を稀に目にすることができます。昔の人は観音様に救いを求めたり、家族の無病息災を願うなど、それぞれの思いで石仏を立てたのでしょう。道路の改良や宅地開発で石塔、石仏は姿を消してしまったものもありますが、公民館の敷地や交差点などに移動され、まとまって立てられているケースを目にすることができます。

さらに次のブログにつづきます。

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