2013.10.28 [ わたしたちの仕事 ]
浅科小学校の皆さんからお手紙が届きました!
こんにちは!
農地整備課のKS36です
先日このブログでお伝えした浅科小学校の五郎兵衛用水見学ですが、児童の皆さんからお礼のお手紙が届きましたのでご報告させて頂きます!
お手紙は、みんなが一生懸命書いてくれた、手書きです!
せっかくですので、この紙面をお借りして、いくつかご紹介させて頂きますね!
☆☆☆
『私は、サイフォンの実験が印象にのこりました。水が下から上に行く実験がすいごいなぁと思いました。メモがたくさんとれて良かったです。』
『今日、サイフォンをならいびっくりしました。ふつうは、水は上から下にながれるのに、下から上へ、いくなんて思ってもいませんでした。』
やはり、サイフォンの実験についてびっくりしたり、勉強になったという感想が一番でした!
※サイフォンの原理を説明するための「布施サイフォン」の断面模型です。
実際に右側(上流側)の山頂から管に水を流すと、中心の布施川を越え、
水が左側の山(下流側)へ登っていく様子が確認できます。
なかには、
『ぼくが初めて知ったことは、「サイフォン」のことです。入口の方が高いと、高い分だけの水が上りの時でも流れることがよく分かりました。ていねいに教えて下さってありがとうございました。』
ここまで理解してくれている児童も!
これは、やはり教え方の上手さ・・・? (゚-゚;)ヾ(-_-;) オイオイ…
でも、次の機会には、水源林の大切さについても、もっとしっかり伝えていかねば(^_^;)。
☆☆☆
『源水の水はつめたかったです。源水の水をのんだら口がいっしゅんでつめたくなりました。』
『すごくきれいな、水をもらい、とてもおいしかったです。』
次に印象にのこったのは、やはり源水(五斗水)についての様ですね
冷たくて美味しい水は、児童の心にも沁みたようです。家族の皆さんも味わうことが出来たのでしょうか?
※すごい勢いで湧き出る源水。実際こんなに山頂に近いところ
(双子山の標高2223mに対して、五斗水の標高1900m)からこれだけの
量が湧いているのは、全国的にも珍しいのではないでしょうか?
『源水のある場所は1900mぐらいだときいてびっくりしました。あとで五郎兵衛さんはよくわき水を見つけたなあ、と思いました。』
市川五郎兵衛翁の水源探しの苦労、また、こんなに離れたところから湧いた水が、浅科小学校周辺の五郎兵衛新田まで届いているという事実も、しっかり伝わったようです。
☆☆☆
『五郎兵衛さんが作ったどうくつは、手で掘ったということがすごくわかりました。』
短いながらも、洞くつ(水路トンネル)探検で感じ取ったこともあったようです。手掘りで水路トンネルを作る作業の大変さ、水を水田に導くという先人の固い決意、感じてもらえたかな?
※熱心にトンネルの壁を調べる児童たち。
砂礫を含む特徴的な土質も珍しかったようです。
そこかしこで壁を指さし相談する姿も印象的でした。
☆☆☆
『色々たいへんだと思うけれど元気で健康に気をつけて、がんばっていますか。これからもよろしくおねがいします。』
『わたしたちは、親切に教えてもらい、うれしかったです。本当に、ありがとうございました。』
こちらこそありがとうございました!です
皆さんのくれた手紙、全て読ませて頂きました!
これだけ楽しい思いをさせて頂いて、お礼までもらえるとは
子供たちに分かりやすく説明をする、これは中々難しいことで、四苦八苦しながらの説明でしたが、五郎兵衛用水について多かれ少なかれ、みんな興味を持ってくれたようで嬉しいです。
最後に、児童を引率してくださった先生方、イベントの企画、バスの準備など実施して頂いた五郎兵衛用水土地改良区の方々、そして、自分のたどたどしい説明を一生懸命聞いてくれた浅科小学校4年生の児童のみんなにお礼を述べさせていただき、筆をおかせて頂きたいと思います。
本当に、ありがとうございました!!<(_ _)>
最後に、ちょこっとお手紙をご紹介
(クリックで拡大されます)
※ プライバシー保護のため、たい焼きとカブトムシに協力を依頼しております