2012.03.16 [黒姫和漢薬研究所(上水内郡信濃町)代表取締役社長 狩野土さん]
「身体」も「心」も健康であることを求めて ふるさとの魅力を「次の時代」へ
―冬もいいですが、夏の信濃町も素敵ですよね。
夏は、工場見学に力を入れています。
社内には漢方のドクターがいるので、工場見学に加えて、漢方講座を設定しています。
工場を見て、さらに講座で学んだことを家に帰って自分の健康づくりに活かせるようにきっかけづくりをしています。
―これから長野県でも力を入れようとしている「産業観光」ですね。信濃町は自然環境もいいし、涼しい。しかも「ものづくり」だけではなく「健康」も学べるという、知的好奇心を刺激するようなそんなツアーですね。
スポーツ事業にも力を入れています。例えば先述したトライアスロン。私も自転車は趣味で続けていますし、地元放送局でも放送される「野尻湖トライアスロン」も、私は大会副会長として、いろんな意味で支援していきます。
―野尻湖トライアスロンも、スポーツ大会という側面だけでなく、観光に繋がってくるとうれしいですね。
トライアスロンというスポーツは、最近、健康づくりと考え方のマネジメントという観点から取り組むビジネスマンの方が多いんですね。
そういう意味ではトライアスロンというスポーツは、信濃町の魅力を全国に発信できる「発信力」のあるスポーツだと思っています。ぜひこれからも、地元放送局とも一緒にトライアスロンを続けていきたいと思います。
―最後に、夢をお聞かせください。
最終的には世の中が、人間らしく生きるという意味で、「生涯現役」といわれるような、寝たきりにならない人生を歩む人が100%の国にすることが私の夢です。
たとえ病を持っていても、生涯、自分の夢を語れるような、そういう状況を作り出すこと。これが私ども黒姫和漢薬研究所の夢です。
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