長野県は日本一

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日本一■小麦粉の購入量 (長野市) その理由は?


写真提供:信州・長野県観光協会


平成21年家計調査によると、長野市の小麦粉購入数量は、全国第1位です。

※家計調査は、全国都道府県所在地別(川崎市、浜松市、堺市、北九州市を含む)に毎年行われています。

【全国トップ3】

(数量)
第1位 長野市(長野県) 7,005g
第2位 前橋市(群馬県) 6,127g
第3位 奈良市(奈良県) 4,437g

全国平均          2,977g

(金額)
第1位 前橋市(群馬県) 1,496円
第2位 長野市(長野県) 1,459円
第3位 奈良市(奈良県) 1,069円

全国平均            727円

※平成10年から平成20年調査までは、長野市は購入数量、購入金額ともに常に第1位となっています。

【根拠データ】 総務省統計局家計調査

【お問い合わせ】 企画部情報統計課 (統計全般)


おまけ

家計調査では、統計的な数値は分かっても、その理由まではわかりません。

そこで地域の食文化に詳しい長野県農村文化協会(長野市)の池田さんに伺ってみました。

トゥルルルル・・・・(電話)


「はい、ノウブンキョウです」

-農村文化協会さんですか? 長野県庁の企画課ですが、突然すみません。
長野市は、全国的にも、小麦粉の購入量が多くて、平成10年以来、全国1位が続いているんですが、なんでか分かりますか?

「そうですね・・・

昔から、善光寺平は、お米と麦の二毛作が盛んだったんですよ。そしてお米は現金化しやすかったので、「節米」といって、なるべくお米を節約してたんです」

-「セツマイ」ですか? ふんふん。

「節米の方法の一つが「かて飯」といって、大根やおイモなどを入れて全体の嵩(かさ)をまして、お米を節約してたんですね。
今の炊き込みご飯のルーツとも言えますね」

-なるほど、それはおもしろい。でも、小麦粉は?

「もう一つの「節米」の方法「粉食」なんです。
大体、どこの家庭でも、1日1食、夕食が多いですけれど、粉モノを食べて、お米を節約していたそうです」

ーそうなんですか! 確かに1日1食は、麺類、食べたくなりますよね。
でも、長野県でそばやおやきなどの粉食が発達している理由は、寒くてお米がとれなかったため、という話を聞くこともあるのですが・・・

「確かにそういう地域もありましたが、善光寺平は、お米もたくさんとれました。
そして小麦も。

もっと北に行くと、小麦も買わなければいけなかったですが、善光寺平は地理的な条件から、二毛作が出来たんです。
だから、小麦を食べて、お米を売ることが出来たんですね。」

-ということは、善光寺平は豊かだったと言えますね?

「そうですね、自然の恵みが豊かだからこそ、粉食文化が発達したと言えますね。
そして、経済的にも。
当時の富の象徴である土蔵が、この辺り、とても立派でしょ?」

-なるほど。確かにそうですね。
 ところで、小麦を使った料理というと、やっぱり、おやきですか?

「そうですね。おやきが代表的ですね
でも、他にも、にらせんべいとか、すいとんやだんご汁、うどん・・・。色々ありますよ。
天ぷらもそうですよね。」

-長野の人って、天ぷら好きだし、それにうどんも結構食べますよね!

「そうですね、私も大好きです!」

-突然ですみませんでした。貴重なお話ありがとうございました。

「いいえ~、お役に立てたかしら。何かあったらまた聞いてくださいね」


大変穏やかな口調で丁寧に教えていただきました。とても勉強になりました。
池田さん、ありがとうございました!

長野県短期大学の栄養専攻の先生にも伺ったところ、同じようなお話でした。
授業の中で学生さんに調査しても、やはり家庭での小麦粉の消費は多いとか。
もちろん、小麦粉購入量日本一の理由は、それだけではないかもしれませんが、やっぱり、食の伝統って、昔からのものが脈々と続いているんですね。

さて、池田さんにはもう一つ、「家計調査を巡るナソ」を伺っているのですが、それはまたいずれ。


長野県農村文化協会 026-232-1526
長野市大字南長野南県町685 長野県食糧会館‎

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