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地域材の利活用を推進する「パレット材製材加工施設」が完成しました!

皆さん、こんにちは。林務課普及係のKHです。今回は、「“信州の木”をもっと使っていこう」という話題についてご紹介しましょう。

長野市飯縄山のふもとにある長野森林資源利用事業協同組合(宮澤政徳理事長)で、このほど木質パレット材を製造する施設が完成しました。(パレットとは、物流で使う“すのこ”状の梱包運搬用資材で、フォークリフトのフォークの部分を隙間に差し込んで運ぶ木枠です。)

【積み重なったパレットの部材】

 

この施設は、本年度の「木材産業成長産業化促進対策事業」で国からの交付金を活用して整備したもので、総事業費は約4億円と大規模です。

当組合は、平成15年度に建設廃材や支障木由来の自社破砕チップなどの木質バイオマスを活用した発電施設(お山の発電所)を建設し、平成25年度には第2発電所を増設して、未利用間伐材(低質材)を利用し電気事業者に電力を供給しています。

 

【パレット工場(左奥)とお山の発電所(右手前)の遠景】

 

【お山の発電所のプラント】

 

今回整備したパレット工場では、これまでほとんど発電用チップでしか利用できなかった低質材を、チップより有利なパレットの材料として新たな付加価値を付けて有効に活用し、そのうえで発生した端材を更に発電用に利用することにより(「カスケード利用」といいます)、地域材の使い道を一層広げていこうというものです。

【ツインバンドソー(帯のこ)の試運転】

 

【送材レーンに乗った原木】

 

当面は、大手商社経由での各種需要施設への出荷を念頭に、4月以降の本格稼働に向けて、加工ラインの調整や長野地域や北信地域の森林整備を行う事業者から円滑な木材供給が行われるよう、関係者との打合せを進めているところです。

皆さんも長野市浅川のループ橋経由で飯綱高原へお出かけの際は、道沿いに集積されたたくさんの木材が、地域内で有効に活用されている様子を思い浮かべてみてください。

【沿道から見える貯木場】

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