ほっとスタッフブログながの

長野地域の魅力、わたしたちの仕事について、ホットな話題を提供していきます。 生身のスタッフによる血の通った顔の見える人間的なブログを目指しますので、お見逃しなく。

長野で活動!NPO「鬼無里の文化を学ぶ1」

はじめまして地域政策課Iです。長野管内のNPO法人の活動をブログを通してお伝えできたらいいなと思っています。

今回は、鬼無里小学校の体験学習 に行ってきました。

平成28年10月6日(木)、接近していた台風も温帯低気圧に代わり、晴天。

鬼無里小学校に到着すると既に「NPO法人信州麻プロジェクト」理事長の風間さんをはじめ、会員の方々が麻煮(おに)の作業を行っていました。早朝5時ごろから麻窯(おがま)の準備をされていたとのこと。

子どもたちもリハーサルを行ったり、これから始まる体験学習の準備をすすめていました。

鬼無里1091A

体験学習の前にはじめの会が行われました。

3年生による事前学習の発表は、クイズ形式で行われ、昔は鬼無里に麻の畑が数多くあったことや「麻は育つと〇〇先生2個分!」小学校で一番背の高い先生よりも大きく育つこと、麻は神様の植物で横綱の綱にも使われていることなど皆さん全問正解!!

さすが、毎年この体験学習を行っているだけにどの子も麻についてとてもよく知っています。

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あく抜きされた麻は、池の水にさらしたあとに麻剥ぎ(おはぎ)という工程に移ります。両手を上手に使って柔らかくなった麻の皮を剥いでいく作業です。

信州麻プロジェクトの方々は手元を見ずにするすると、子どもたちも何度目かの子はとても器用に剥いでいます。経験の浅い子もやり方やコツを教わって真剣に取り組んでいました。

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麻掻き(おかき)の作業をしているグループでは、大きい子が小さい子の手を取り、麻掻包丁を使って剥いだ皮の不要な部分、汚れなどを取り除いています。

一枚の麻の皮は長く、とても根気のいる作業です。私も挑戦してみましたが、麻掻包丁の角度や力の入れ具合、力を入れすぎると掻きすぎてしまい、なかなか思うように進みませんでした。

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作業が終わると、麻煮を終えた窯で茹でたさつまいもと枝豆のおやつ。これも昔からの光景とか…

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終わりの会の感想発表では、去年出来なかったことが出来た。前より上手になった。皆さんの成長を感じます。

鬼無里の文化を未来につなげていきたいとの校長先生の言葉でこの日の体験学習は終了しました。

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「NPO法人信州麻プロジェクト」は鬼無里のかつての主要産物であった麻の加工技術を後世に残していきたいと鬼無里の伝統文化の伝承を目的に活動されているNPO法人です。

地元の小学校での体験活動を中心にかつて栽培されていた大麻(おおあさ)に代わる苧麻(ちょま)の栽培、加工を試験的に行い、鬼無里文化の保存活動に取り組んでいます。

次回、冬の作業は麻績み(おうみ)、麻撚り(おより)、糸合わせ。今回の秋の作業で麻掻されたものが、いよいよ麻糸になっていきます。

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