林務課です。
平成25年度に行った「小さくてもキラリと光る取組み」事例を紹介しています。
第4回目は、「新たな松くい虫被害対策の検討」です。
1 背景
松くい虫被害は昭和57年に長野市で確認されてから被害区域が拡大し、現
在は信濃町を除く8市町村で発生しています。被害対策については、平成15
年度までは全木伐倒駆除で実施してきましが、それ以降は守るべき松林にお
いて被害木の伐倒くん蒸処理を主体に地上散布、特別防除を実施して被害の
拡大防止に努めています。
近年、被害が面的に発生していることから、新に無人ヘリによる薬剤散
布、樹幹注入剤利用による松林保全対策、更新伐によるアカマツ以外の天然
林等への誘導など被害対策及び被害財の活用など質的な改善について、市町
村及び森林組合等関係者により先進地視察と検討を行いました。
2 取組み内容
先進地視察及び現地調査と検討
平成25年7月11日 伊那市、駒ヶ根市
無人ヘリ、樹幹注入及び更新伐の取組み18名参加
平成25年8月6日 安曇野市
更新伐の取組み8名参加
平成25年8月22日 上田市
被害対策の取組み15名参加
平成25年10月10日 駒ヶ根市
森林病害虫防除研修5名参加
平成25年11月19日 千曲市、坂城町
現地調査検討会(千葉大 本山名誉教授を囲む)
10名参加
平成26年1月10日 長野市
木質バイオマス発電施設 被害材利用検討会6名
参加
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