こんにちは、長野農業農村支援センターのSSです。
みなさんは、農福連携を知っていますか?
農業の現場では高齢化等による深刻な人手不足が課題となる一方、福祉の現場では障がいのある方の就労の機会や収入の拡大が求められています。
そんな両者をつなぐ取り組みが「農福連携」です。

小布施町の碓井さん夫婦は、手作業での草刈りは重労働で敬遠されがちだけれど、安全で効率よく作業ができる機械があれば、障がいの有る方にも果樹園の草刈りを引き受けてもらえるのではないかと考え、機械の導入を小布施町の高津金物店さんに相談しました。
その結果、購入を決める前に先ずはデモ機で安全に操作しやすいかどうか体験してもらい、適切な機種を決めたらどうかということになり、㈱マキタ長野営業所さんの協力を得てデモンストレーションをしていただくことになりました。碓井さんの熱き想いに賛同の輪が広がりましたね。
農福連携に取組む小布施町・須坂市の社会福祉事業所にお声掛けし、7月9日に「草刈り機操作体験会」が実現しました。

最初に碓井さんからごあいさつ。
体験会に至った経緯や農福連携への想いと、小布施町には農福連携に積極的に取り組む農家がいらしたり、町が推進のための補助金を新設するなどの土壌が根付いていることもお話しいただきました。

参加者自己紹介の後、㈱マキタさんから機械操作の説明です。
充電式の草刈り機2種類が各2台づつ用意されていました。

最初は、3輪仕様でハンドルを軽い力で押すタイプ(充電式グラウンドトリマ)の説明です。
先端はバリカンのようなヘッジトリマ刃が取り付けられており、ハサミで切られた草はその場で倒れるので、機械を操作する人に草や石が飛んでくる心配はほぼありません。また、ハンドルから手を離せばエンジンは止まります。

ブドウ畑や、幹周りの草刈りを、事業所の利用者さんと指導員さん全員が体験し、安全に操作できることを確認しました。直進は軽快にあっという間に綺麗に刈られていきました。
これなら楽しく作業が捗りますね。

今回はまだ操作に慣れていないため、幹回りの小回りと刈込幅の間隔がつかめないとのことでした。大切な幹に傷がつかないよう幹回りは慎重に行う必要があり、刈込幅はヘッジトリマの刃の両端に色を塗る工夫で分かりやすくなるようです。(なるほど)

次は、肩掛け式の充電式スプリット草刈り機の説明です。
アタッチメントは20種類あり目的に応じて交換できるので、様々な用途に使えます。
今回は、グラウンドトリマを装着しているので、先端は最初に体験した機械と同じ形式で2輪仕様です。持つと重く感じますが、肩掛けベルトの適切な装着で軽く感じられ、掃除機をかけている感覚で草刈りができます。
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