お久し振りです!商工観光課のヤスさんです。
「今回は豪雪もお役に立ちます」、雪室(ゆきむろ)を活用したりんご・そば粉の貯蔵のお話です。
長野市北部から坂中トンネル超えで飯綱町に入って5分。飯縄山(1,917M)東麓の(有)飯綱町ふるさと振興公社が運営する横手農産物直売所では、県の地域発元気づくり支援金を活用した本格雪室(断熱仕様の貯雪庫)が、本年1月にお目見えしました。
2月には降りしきる雪の中、地元の皆様と当地方事務所協働による「雪入れ」「商品貯蔵」が行われ、現在同施設内にはりんご4,200個・そば粉6トンが眠っております。
因みに、同公社所有の登録商標は「雪ねむり」です。
雪中貯蔵の目的は、自然エネルギーを活用し初夏まで商品鮮度を維持することは元より、糖度上昇でまろやかな味わいになることも期待されています。
具体的には、りんごに関する還元糖上昇度の比較データ採り(雪室、雪山、冷蔵庫)を、県工業技術総合センター(食品技術部門)の協力を得て、実施中です。
5年前から雪山貯蔵で検証を始めた同公社 代表取締役 平塚 慶吾さんも、ここまで事業が発展して来たことに感慨深げなご様子でした。
心待ちな雪ねむりりんご・そばのお披露目は、桜の蕾の頃4月6日(土)横手農産物直売所で始まります。
雪国の春、百花繚乱が待たれます。
長野地域「地域発 元気づくり支援金」:平成25年度第一次募集は終了しました。
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