林務課です。
平成24年度に行った「小さくてもキラリと光る取組み」事例を紹介します。
第7回目は、「おがわ森の恵みプロジェクトについて」です。
1 背 景
小川村の森林は45~55年生の森林が多く、柱材等として十分利用可能な林分となっています。
間伐等森林整備により、構造・建築用材(A材)や合板用材(B材)については、搬出し利用されていますが、低質材(C材)については、採算面等の影響から、林内に放置されている状況となっています。
そこで、林内に放置されているC材を資源として利用することで、自伐林家及び村民が搬出・集材を行うことで、晩酌代程度の収入が得られるような取組みを行ってもらうこととしました。
2 取組み内容
平成23年度は、小川村役場及び小川村を拠点に活動しているNPO法人が搬出・集材及び販売までを試験的行いました。
平成24年度は、「小川村農林公社みらい」が主体となり、自伐林家及び村民を対象としたチェーンソー講習会や搬出講習会を行い、搬出・集材技術の向上を図りました。
なお、講習に係る経費については、「地域発 元気づくり支援金」を活用しました。
3 結 果
講習会日 参加者数 講習内容 講師
H24. 9.25 15名 安全管理、 林務課職員
チェーンソーの取扱い
H24.10.23 19名 簡易架線キットの取扱い 林業事業体
H24.11. 6 18名 安全な伐採方法 林務課職員、林業事業体
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