4 今後の治山事業の導入方法
結果を踏まえ、次の治山工法により今後の災害復旧を図ることとします。
①崩壊の発生原因となる、尾根部分のくぼんだ地形に分布する高木で根と
幹のバランスが悪い広葉樹は、整理伐(間伐)を実施する。
②地上部と地下部のバランスをとるように、表層を保護する低木種の植栽
を進める。
③排水性を向上するため、暗きょ管の埋設を行う。
④薄い表土の土壌を発達させるための柵工を設置。
これらを現場に応じて組み合わせながら、地山の補強と土壌の緊縛力を補完して柵工の裏側に落葉などの堆積を期待し、根系の成長に必要な土壌の発達を促していきます。
以上のように、現地の特性を把握しながら、地元の皆さんの要望に沿って、順次、治山事業を導入してまいります。
平成23年度の小さくてもキラリと光る取組み事例は こちら
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