ほっと9(ナイン)ながの 長野で働くスタッフが、長野地域の9つ(ナイン)の市町村の「ホット」な魅力をご紹介!(長野市、須坂市、千曲市、坂城町、小布施町、高山村、信濃町、飯綱町、小川村) 私たちの日々の仕事の話、「ほっと」一息つける癒しの裏話、きっと役に立つ暮らしの豆知識、おすすめ絶品グルメ…などなど、ここでしか出会えない”ながの”のすがたをお見逃しなく!(旧「ほっとスタッフブログながの」)(写真:信濃町 黒姫山の冬)

ほっと9(ナイン)ながの

長野で働くスタッフが、長野地域の9つ(ナイン)の市町村の「ホット」な魅力をご紹介!(長野市、須坂市、千曲市、坂城町、小布施町、高山村、信濃町、飯綱町、小川村) 私たちの日々の仕事の話、「ほっと」一息つける癒しの裏話、きっと役に立つ暮らしの豆知識、おすすめ絶品グルメ…などなど、ここでしか出会えない”ながの”のすがたをお見逃しなく!(旧「ほっとスタッフブログながの」)(写真:信濃町 黒姫山の冬)

ご存じですか? NPO法人(その2)

地域政策課のmです。

長野管内で活動しているNPO法人のご紹介。
今回は、「NPO法人ホットラインながの」です。

事務所は三才駅前の「駅前会館」。

平成16年4月に、地元密着型のシルバー便利屋として設立。
“高齢者と障害者による高齢者と障害者のためのNPO”を旗印に、9年間着実に歩んできました。

活動の内容は、よろず生活相談・ゴミ出し、雪かき、庭木の手入れなどの生活支援が中心。最も多いのが 庭木の手入れとか。丁寧な仕事ぶりと、時間ではなく仕事単位で引き受ける良心的な料金設定で、地元を中心に頼りにされています。

また、平成23年3月12日、東日本大震災の翌日未明に発生した長野県北部地震で、甚大な被害を受けた栄村に出張所を設け(仮設住宅内)、被災された方々の支援に取り組んできました。お茶のみサロン、食事会、映画上映、体操、仮設菜園の設置…と、活動内容は多岐にわたりました。

仮設住宅から村営の震災復興住宅に移った住民たちから、「地震の時に家具などを捨ててしまって不便だ。」という声を聞いて、中古家具や食器の販売会も始めました。出張所を閉じた今でも、中古家具市は続いています。

さらに「すごい!」ところは、


20数名いるスタッフの9割以上が、高齢者と障害者で構成されています。高齢者と障害者がペアで、あるいは仕事によっては全員結集し、助けあいながら対応しています。

障害者の方々の就労支援には様々な整備が必要です。それをひとつひとつクリアしながらの運営です。
障害をお持ちの方々にとって、毎日働く職場があり仲間がいることは、心身の安定につながります。そして、仕事を依頼された方からいただく「ありがとう。」、「助かるよ。」の言葉は励みとなり、仕事を終えた後の充実感となります。
無理のないように考慮された一日6時間週30時間の勤務時間。生活のリズムを作るうえでも、安定した収入を得るうえでもとても貴重で大切なことです。考え抜かれたうえでの運営です。見事です。

そして、みんなの努力の甲斐あって経営も順調であるとのことです。

その存在は自立型NPO法人として、一目置かれています!

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