ほっとスタッフブログながの

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戸隠奥社参道に、不思議あり

10月10日に、長野県自然保護レンジャーの合同巡視が戸隠で実施されました。
一緒に歩いた環境課のHです。

戸隠森林植物園から奥社参道に抜け、随神門まで来ました。

随神門の手前

随神門を抜けると、一段と迫力に満ちた大杉が参道の両脇にそびえ、立ち並びます。

随神門を奥社側に抜けたところにある大杉(随神門から6本目です。)

上の写真に写っている大杉の根元の、赤く丸で囲った部分を拡大した次の写真をご覧ください。

触ってみると、固い!冷たい! すべすべして平らです。
人工的に加工された石でした。これは、いったい何でしょうか?


 ~ 地元のレンジャーから解説がありました。~

「はるか昔、戸隠奥社までの道には、参拝者のために里程標として1町(約109m)ごとに町石(丁石とも)という標柱が建てられていた。中社から奥社まで、このような町石が30個設置されていたという。
 そのうちの多くは失われてしまったが、現存しているものもある。
この大杉に抱かれているのは、その23番目の町石で、残存している他の町石からの間隔も、ぴったり合っているので、間違いなく昔に設置された場所のままである。
 大杉は、もう400年は経ている。」

町石は、下のようなものです。三角点の標柱や境界柱のような形状をしています。写真は21番目の町石です。(22番目は、失われてしまったそうです。)

巨大な大杉の根に抱かれて、もうすぐ見えなくなってしまうのではないかと思わせる町石ですが、石の面から見て真っ直ぐ立っているようです。

 貴方も、この石柱に触れ、大杉の幹に手を当ててみてください。
人間の寿命をはるかに超えた時空が織りなす物語が、貴方の心を揺さぶるのではないでしょうか。

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