桟橋近くを見渡すと、遊漁券の自販機が設置してあります。
いたずら防止のためか、ATMのような佇まいです。700円/人で購入することができるようです。
さて、ようやく棚田に到着。
8月末の菅川の棚田。こちらも黄金色に近づいてきました。
今年も豊作になりそうですね。
こちらの棚田では、近くの沢水を石でせき止め、棚田へ水を導いていました。
昔ながらの手法で苦労しながら稲作を行っているようです。
パイプを通ってきた水は、赤色の線のように田んぼに流れ込んでいました。
またまた発見。黒色の波板は何の役割なのか?
再び観察眼が鋭い仲間がひらめきます。
あ、わかった、これはきっと、水温が低いから、波板で仕切って直接田んぼ内部に水が浸入しないようにしているんだ!
確かに、波板の仕切りが終わるところまではまだ稲穂が出ておらず、稲の成長に違いが見られます。
「菅川の棚田」カード配布場所は野尻湖ナウマンゾウ博物館です。
この3月にリニューアルオープンしたばかりです。
野尻湖の発掘調査で出土した重要な遺物や化石のほか、ナウマンゾウの実物大の復元像や旧石器時代の「野尻湖人」になりきれるコーナーなど、充実した体験スペースがありますので、ぜひ入館料500円を支払って見学してください。
なお、1階のショップとカフェは入館料なしで利用できます。
博物館周辺にもいくつものナウマンゾウのイラストやオブジェがあります。上の写真の中だけで3頭も写っていました。
野尻湖ナウマンゾウ博物館ホームページ はこちら
スタッフブログ はこちら
(おわりに)
2箇所の棚田を巡り、米作りの知恵と工夫、そして大変さを改めて感じました。
また、棚田以外にもたくさんの発見がありました。
同じ景色でも普段と違う視点から観察してみると、興味深い発見ができそうです。
棚田カードを集めに行かれる皆さんも、地域ごとの生活や自然、歴史をゆっくりと見て感じてみましょう。
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