2020.08.27 [ 自然・観光地 ]
松本合庁トレッキング部活動報告②
唐松岳頂上山荘。
今年は新型コロナ対策のため、宿泊は完全予約制。定員を1/3に減らし、食事は対面にならないようスクール形式に机を配置したそうです。
不織布のシーツカバーを用意して使い捨てとし、昼食営業はやめて、飲み物とカップラーメンのみ。
小屋に入るときにはマスクの着用を呼びかけていますが、半分くらいはマスクなしで入室しているように見受けられました。アウトドアということでお気楽になっている登山者が多いように思います。
山小屋は登山道の補修を担い、常駐パトロール隊や山岳遭難救助隊の拠点としても重要な施設なので、山小屋でクラスターが発生すると大変です。
登山を安全に楽しむために登山者一人一人「with コロナ」を心掛けたいものです。
小屋から少しの間だけ頂上が見えて来ました。頂上にたくさんの人だかりが見えます。頂上は風が強いので飛沫感染しにくいように思いますが、素人考えは危険でしょうか。
梅雨明けの日の山行となりましたが、天気は風が強くて少し寒かったです。
頂上での眺望が楽しめず残念でしたが、高山植物はそこそこ咲いていて北アルプスの夏山を堪能しました。少し紹介します。
コマクサ。砂礫地帯の過酷な環境に咲く高山植物の女王。唐松岳頂上山荘周辺で咲いていました。
チシマギキョウ。岩の割れ目から咲いています。
ミヤマクワガタ。2本の長いおしべが兜の鍬形を思わせます。
ハクサンシャクナゲ
タテヤマリンドウ
ハクサンイチゲ(白)とイワカガミ(桃)。雪田が消滅した場所で咲きます。
次回は、晴れた別の日にリベンジした唐松岳の番外編をお届けします。
このブログや記事に関するお問い合わせ窓口
松本地域振興局 総務管理課
TEL:0263-40-1955
FAX:0263-47-7821